玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

スペイン旅40「カリグラファー」トレド

2019-03-07 | スペイン旅

お仕事中のカリグラファー(カリグラフィーを書く人)。
セルバンテス風の髭に衣装。

トレドの広場、文豪セルバンテスの銅像の脇で「カリグラフィー」を書いている人がいました。
羽のペンを使ってとても優雅な書体で客の名前を書いていました。
横長のサイズの紙に客のフルネームを丁寧に書いて2ユーロ(260円)。
客が順番に並び結構繁盛していた、時給に換算すると〜・・・これは凄い!
道具はペンとインクと紙だけです、やはり手に技術は付けておくべきです。
今のデザイナーなんかMacが無いと何もできない、困ったことです(私もです)。
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カリグラフィーとは「美しい書き物」という意味のギリシャ語。
文字を美しく見せるための書く技術。
この人は・カチ・カチと文字を打ち込むように正確に美しく書いていました。
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文豪セルバンテスは「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の作者。
(このドン・キホーテは24時間営業の安売りショップではありません)
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このカリグラファーのオジサン、セルバンテス像の脇での商売なので、
どこかセルバンテスに似せる工夫があってなかなか楽しかった。
特にセルバンテスに頭と髭がよく似てる、営業努力か?
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机の前には数カ国の国旗と言葉で
「あなたのフルネームを使用してブックマーク」とありました。
この日本語を見てしばらく考えてしまいました、
やがて「ブックマーク」とは本に挟む「紙のしおり」だと気がつきました。
私の中では「ブックマーク」は完全にPC用語になっていました。
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表記していた国の順番をチェック。
上から
1>スペイン
2>イギリス
3>イタリア
4>ロシア
5>中国
6>ポルトガル
7>フランス
8>日本
9>韓国
やはりトレドです、地域的な特徴も出ていますね。


文豪セルバンテスの像。
オジサンの机はこの像のすぐ横にありました。
この像、オジサンに似てるでしょ?・・アレ


 カリグラフィーの例
(トレドの人とは無関係です)




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