砂の美術館
5年前に初めて美術館の砂像を見たとき、その完成度の高さに衝撃を覚え、感動した
私の住む北海道の雪祭りの雪像や氷像と同じように、展示後には壊される運命にある芸術作品でもある
マウントラシュモアとグランドキャニオン<レオナルド・ウゴリニ(イタリア)>
巨大な岩山にはアメリカの建国と発展に寄与した4人の歴代大統領が彫刻されている
左からワシントン、ルーズベルト、ジェファーソン、リンカーンで、民主主義の象徴として知られている
砂像の足元にはナイアガラをイメージした滝がある
この滝の設置案には水を大量に使用するということで、皆驚いたそうだ
館内の壁一面に設置された巨大な砂像。全作品のなかでも重要な存在である
ゴールドラッシュ<アンゲフォン・ディビット(ベルギー)>
カリフォルニアのアメリカン川でキラキラ輝く砂金が発見され、世界中から一攫千金を夢見る人々が殺到し「ゴールドラッシュ」がおきた
数年間で30万人もの移民が集結したカリフォルニアは都市となり州へと発展していった
この展示場所のみ一段低い場所にあり、照明が巧みに使われている
背景の木など、普段なら見過ごしてしまう場所まで丁寧に彫られている
彫る順番はどうなっているのかなど、よけいなことをつい考えてしまう
いたずら心で2階から作品を真横から撮ってみた
実際は薄い砂の板の塊を「光と影」を考えながら彫り、立体感を出している
屋外に現在のアメリカ大統領のトランプ。建国の精神とは……
以上が今年の9月末に訪れた時の18作品(1作品「ハワイ」を撮り忘れ)。
砂像彫刻の凄さを感じた作品の一部分を拡大したもの
最後までご覧頂きありがとうございました
撮影 平成29年9月29日
5年前に初めて美術館の砂像を見たとき、その完成度の高さに衝撃を覚え、感動した
私の住む北海道の雪祭りの雪像や氷像と同じように、展示後には壊される運命にある芸術作品でもある
マウントラシュモアとグランドキャニオン<レオナルド・ウゴリニ(イタリア)>
巨大な岩山にはアメリカの建国と発展に寄与した4人の歴代大統領が彫刻されている
左からワシントン、ルーズベルト、ジェファーソン、リンカーンで、民主主義の象徴として知られている
砂像の足元にはナイアガラをイメージした滝がある
この滝の設置案には水を大量に使用するということで、皆驚いたそうだ
館内の壁一面に設置された巨大な砂像。全作品のなかでも重要な存在である
ゴールドラッシュ<アンゲフォン・ディビット(ベルギー)>
カリフォルニアのアメリカン川でキラキラ輝く砂金が発見され、世界中から一攫千金を夢見る人々が殺到し「ゴールドラッシュ」がおきた
数年間で30万人もの移民が集結したカリフォルニアは都市となり州へと発展していった
この展示場所のみ一段低い場所にあり、照明が巧みに使われている
背景の木など、普段なら見過ごしてしまう場所まで丁寧に彫られている
彫る順番はどうなっているのかなど、よけいなことをつい考えてしまう
いたずら心で2階から作品を真横から撮ってみた
実際は薄い砂の板の塊を「光と影」を考えながら彫り、立体感を出している
屋外に現在のアメリカ大統領のトランプ。建国の精神とは……
以上が今年の9月末に訪れた時の18作品(1作品「ハワイ」を撮り忘れ)。
砂像彫刻の凄さを感じた作品の一部分を拡大したもの
最後までご覧頂きありがとうございました
撮影 平成29年9月29日
2階から撮影したもので概要がよく分かりました。あれが砂像の「アンチョコ」と感激しました。仕組みが良く分かりました。
雪像もそうでしょうが、砂像も壊すときには心がいたたまれなくなるでしょうネ。パソコンなどで書いたものを上書きして新たなものにするものとは随分スケールが異なるでしょうが…
昔、未だ石炭ストーブの時代です。焚き付けの木っ端を沢山購入していました。私はその木っ端の中から形のいいものを選んで、住宅の玄関前に家を作ったり少し大きめの建物を作ったりしました。両親は褒めることはなくても目を遣っていたようです。私は何となく気に入らなくて壊してしまいました。そうしたら両親が「折角作ったものをどうして壊すんだ」と叱られました。頼まれて作ったものでなく、自分で勝手に作って満足しないから新たに作り直そうと壊したのです。「お前は折角作ったものを直ぐに壊してしまう」と叱られましたが、どうも納得がいかず「どうして?」と疑問に思いました。そうして新たに作ったのは自画自賛ではありませんが前作よりは素晴らしいものと思っていました。両親はイイもワルイも一言も言いませんでした。折角作ったものなら大事にしろ、という説諭が含まれていたのかも知れません。私はもっといいものをと心して作ったはずですが…
こんなスケールの異なるハナシを折り込んで失礼しました。雪像にしても砂像にしても、壊す作業をしている側に私が立っていたら、間違いなく私は涙を流すと思います。
出来るまでの工程で感動しつつも、壊されるときの激情はより大きなものと思います。
このような一枚一枚の写真をみせて頂き感謝に堪えません。どれだけの人が目を通しているか…カメラマンの行動には執着していないでしょう。カメラを持った人でなければ分からないと思います。
またまた私事を今年最後に記させて貰います。退職の最後の授業をどのように締めくくろうかと模索していました。涙が出ないようにとか…助手が最終講義を写真に撮ってプレゼントしたい、といってきましたので「お断り」をしました。私の思惑もあったので…助手は断られたので他の教員に依頼してきました。そうすると断れません。私の最後の締め方法を替えればいいかと。わざわざカメラを持ってきていたのかと同情も覚えつつ了解しました。何とカメラと言ってもスマホでした。それも教室の後ろから…手にしたアルバム的なものには私の小さな姿が画像一面に映っている黒板の隅にちょっぴりありました。泣きたくなりました。
一眼レフと交換レンズ、デジカメなどを持って「素晴らしいものを最高のアングルから」というBARDENさんの技倆とは比較にならないものでした。
私は飽きっぽいので車も直ぐに乗り換えたりデジカメも「もっといいもの」と買い換えたりしつつもイイ作品はありません。高齢者故に心の落ち着いた新年であることを願いつつ(心がけ)…。
来年も良い年であることを願って御礼に帰させて頂きます。ブログとは何の脈絡もない私事ばかり記して大変失礼を致しました。
良い年をお迎え下さい。
私の写真により、旅行気分を味わってもらえたなら、最高の喜びです。また、頂きましたコメントにより、普段考えたことのないことを調べたりすることも楽しみの一つになりました。
まだ発信していませんが、長崎県と佐賀県で行われた同期会が今年の最高の思い出になりました。
還暦を過ぎ高齢者に突入した仲間が皆大学1年生の地獄のような寮生活の事を懐かしむことができるなんて最高です。大学卒業後、初めて会った朋友も4人いました。その時の様子は後日お伝えします。
新年も秋の旅の続きを発信しますので、よろしくお願いいたします。
よいお年をお迎え下さい。失礼いたします。