今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

喜見山 摩尼寺(鳥取県鳥取市覚寺624)

2023年04月19日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月6日

喜見山(きけんさん) 摩尼寺(まにじ)
天台宗 安楽律法流の寺院
開山:承和年間(834年頃) 円仁(慈覚大師)

麓から仁王門を経て本堂まで303段の石段が続く



疲れると周囲の石仏を撮り呼吸を整えるようにしている






仁王門(鳥取県指定文化財)
文禄3年(1594年 桃山時代)に島根県隠岐島の焼火(たくひ) 権現より移築と伝えられる
階下に金剛力士、階上に釈迦如来と十六羅漢を安置



金剛力士像















階段が続く



個性的な石仏が多い感じがする



仁王門を見下ろすほどの急な石段



鐘楼が見えてくると間もなく山門が近づいてくる



山門(登録有形文化財)



山門の正面に本堂があるが、団体の巡礼者が堂内にて説明を受けていたので他のお堂を回ることにした



鐘楼(登録有形文化財)






閻魔堂



扁額の文字も個性的だが……



閻魔像も周囲の像もユニーク



鐘楼と閻魔堂



三祖堂 (左の堂宇)



伝教大師(最澄)・弘法大師(空海)・慈覚大師(円仁)を祀る



伝教大師(最澄)
唐に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山延暦寺を建てて日本における天台宗を開いた
慈覚大師(円仁)は弟子



観音像



善光寺如来堂



額には「摂取殿」



堂内に入る



厨子の左右に置かれている仏像










如来堂奥にある石仏の一つ



如来堂からの眺め



本堂に移動する
本堂(登録有形文化財)
豊臣秀吉の焼き討ちに遭い荒廃していた寺を、江戸時代初期に池田光仲・光政によって、鳥取城の鬼門にあたる現在の山裾に再建された



本堂の彫刻



残念ながら額の字が読めない



堂内に入る



四天王
堂内の四天王の素晴らしさには驚いた
撮影禁止の札が無かったので撮ってみた

持国天(左)と広目天



持国天



広目天



多聞天(左)と増長天



多聞天



増長天



厨子の左右に置かれている像






同じく左右に不動明王像









千手観音像



堂内には多くの仏像があり楽しい時間を過ごした



本尊:千手観世音菩薩 帝釈天



厨子左右の彫刻






バスによる巡礼者数組の方々に本堂を背景にしての記念写真を頼まれた



急な階段を下り駐車場に戻る



本堂で声を掛けられた淡路島からの巡礼者(明るく楽しかった)



撮影 令和4年10月6日

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