今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

大御神社(宮崎県日向市大字日知屋)

2020年01月28日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年6月7日

大御神社(おおみじんじゃ)
好天に恵まれ旅を続けてきたが、この日は朝から本格的な雨
雨の日は博物館や美術館に行くことが多いが、雨でも行きたかった神社があった

鳥居
鳥居を見ながら車内で小雨になるのを待つ



初めての参拝になるが「大御神社」の社号標を見て、かなり期待できると思った



少し歩くと神門が見えてくる



日地屋城趾の隣に鎮座する「日向のお伊勢様」
伝承では、創建は伊勢神宮よりも遥か先だという



神門



狛犬






手水舎






龍神伝説(龍神の霊)



水窪とさざれ石
神座(かみくら)前の水窪は人工的で、すり鉢状の丸い壁面には渦巻き状の線が刻まれている



水窪の底には長径1m短径70cmの卵型の「さざれ石」据えられている



神座
皇孫 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨し、絶景の大海原を眺めたという



5000年前の古代遺跡で、渦巻状の壁面は「龍」、卵型のさざれ石は「龍の卵」を表し、当時の龍神信仰を裏付けるものである



右側が「さざれ石」左側が「柱状節理(溶結凝灰岩)」



さざれ石






「神座」は周囲30m高さ4mのさざれ石



柱状節理(溶結凝灰岩)
今となっては笑い話になるが参拝前に何故この場所に来たのか……
ある女性が、雨の中岩場に降りていく姿が見えた
傘を置き靴を脱ぎ岩の上に立っていた姿に嫌な予感がした



写真を撮るふりをして近くで様子を見ていた
海を見ていた女性はしばらくして靴を履き、傘をさして戻っていった
普段なら岩の写真など撮らないのだが、この女性のおかげで龍神伝説を知った



遠くから社殿を眺める






国登録有形文化財 社殿(拝殿・幣殿・本殿)
生憎の雨だがこの社殿には雨が似合っているかも知れない



現在の社殿は、昭和13年(1938)10月に全面改築されたもの
木造銅板葺で切妻屋根を支える力柱を持ち、棟の両端にV字型に千木を突き出す神明造り



拝殿正面



拝殿内部



祭神は「天照皇大御神」
大御神社の社名は、天照皇大御神の「大御」をいただいて社名としたと伝えられている












鵜戸神社
美しい社殿を違う場所から撮りたいと歩いていると、この案内板が目に入った



鳥居



狭い幅の階段を降りていく



この岩窟は人工的につくられたものだという



鵜戸神社
岩窟の奥にある小さな祠。「入り口を振り返って下さい」とある。



昇り龍
この時は理解していなかったが、角度を考えて見ると「昇り龍」の姿になるという



訳も分からず撮ってしまった。



鵜戸神社の帰り道、美しい社殿を撮る






午前10時過ぎだが夜のように暗い



撮影 令和元年6月7日

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