今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2020 砂の美術館 最終回(鳥取県鳥取市福部町湯山)

2021年01月15日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和2年9月30日

砂の美術館「砂で世界旅行・チェコ&スロバキア編」最終回
*紹介文は配付資料から引用

作品13 「中欧の野生動物」
制作者:ダン・ベルチャー/アメリカ




中央ヨーロッパには広大な自然が広がり、国立公園に指定され沢山の動物が生息している






作品14 「プラハ窓外投擲事件」
制作者:メイネイジ・ビュリガード/カナダ

プラハでは窓から人を投げ落とすという奇異な事件が度々起きている



この窓外投擲事件はカトリックによる弾圧に対するプロテスタントの抗議活動として行われた



1618年の2回目の事件はヨーロッパ全土を巻き込んだ30年戦争のきっかけとして有名



作品15 「文学 フランツ・カフカ」
制作者:ヤコブ・ジマチェク/チェコ

チェコ出身の小説家フランツ・カフカ
ユダヤ人の家庭に生まれ、会社に勤めながら小説を執筆した



代表作の「変身」「審判」「城」などの作品で人間の孤独や不安、不条理をシュールな世界観で表現している



この作品は、朝起きると主人公が虫になっていたという「変身」の中で最も有名な場面を表現している






作品16 「民族復興運動の音楽家たち」
制作者:セザンヌ・ルセラ/オランダ
制作者:マリエレ・ヒーセルス/オランダ

1918年のチェコスロバキア独立の背景には18世紀後半から始まったチェコ人としての誇りを戻そうとする動きがあった
音楽家たちもチェコの情景や伝統音楽を取り入れた楽曲を発表し、この運動を鼓舞していった



ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」



スメタナ:「わが祖国」



ヤナーチェク:オペラ「イエヌーファ」






作品17 「ビロード革命と現代化」
制作者:ヨーリス・キヴィッツ/オランダ
制作者:ダン・ベルチャー/アメリカ




第二次世界大戦後ソ連の影響で社会主義国となったチェコスロバキア
1989年のベルリンの壁崩壊を受けチェコスロバキアでも政権交代を訴えるデモが活発化した



この改革は血を流さず穏やかに遂げられたことから「ビロード革命」と呼ばれている



ビロード革命の指導者ハヴェルを大統領とする民主主義国に生まれ変わった



作品18 「ドラゴン伝説」
制作者:ヤコブ・ジマチェク/チェコ




ヨーロッパ各地の童話に登場するドラゴンはチェコのおとぎ話の中にも欠かせない存在



暴れていた3つの首を持つドラゴンが騎士に倒され、その栄誉により騎士は助けた娘と結ばれるという物語が有名



作品19 「人形劇とマリオネット」
制作者:ヤコブ・ジマチェク/チェコ




2016年に世界無形文化遺産に登録されたチェコの人形劇



砂の美術館を出た後、先に進むか、戻るかいつも迷う
昨年は宮崎県まで走ったが、今回は車のサブバッテリーの調子も悪く戻ることにした



撮影 令和2年9月30日
コメント
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