今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

密興山 地蔵院 高宗寺(栃木県芳賀郡芳賀町祖母井)

2020年03月16日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年11月6日

密興山 地蔵院 高宗寺
建物は再建されてはいるが、開山は応永10年正月(1403年)良慶大和尚の創立というから古い



山門
白木の豪壮な桜門造りで、延宝元年(1673年)維親という人が建てたと横堀家の古書にある






額には寺号の「高宗寺」
一説によると、真岡藩主稲葉正成建立の「政城寺」の山門といわれている



仁王像
いつものように格子の隙間にレンズを突っ込み撮る
日差しが強く格子の影が像に当たって面白い



迫力ある仁王像である



本堂
仁王像の正面奥にある



真言宗豊山派の寺院で、本尊は「胎蔵大日如来」



寺伝によると、天文2年(1533年)国歌安穏のため祖母井信濃守が再建
東京湯島の「根生院」の末寺である



額には山号の「密興山」



前本堂は、明治24年の大暴風雨によって倒壊
仮本堂として再建されその後百年余の星霜を経て、平成14年より新築工事を進め平成17年5月に完成



「弘法大師像」



観音堂



額には「千手堂」とある



堂内にあるのは「千手観世音菩薩坐像」なのか






観音堂から本堂を見る



庭園
小鯛(鯉)は、大海より瀧を昇し、龍となる



蓬莱の大海より小鯛(鯉)が瀧に、龍(九頭竜垣)となり方丈の庭に至る






山門横にある駐車場に戻る



撮影 令和元年11月6日
コメント
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