Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

山の奥深くに・朽ちてゆく家・誰もいない集落

2019-09-25 | 奈良県 川上村
奈良県吉野郡川上村の山奥に20数軒?の集落がある。

限界集落と言うより既に住む人は誰も居ない、家も捨てられてしまったのか?草木に覆われて朽ちるがままに放置され・・・建物はきっちり戸締りされているが、玄関などが壊れて中を覗ける建物や中へ入れる建物もある。 



香芝から山麓線 ~ 五條 ~ 吉野 ~国道169号線へ入りひたすら南へ走る、大滝ダムを見ながら ~ 川上村役場前を過ぎて ~ ~ ~ 白川渡 ( しらかわど ) バス停前から 奈良県道258号中奥白川渡線へ入る ~ 約5Kmで 「中奥」 の集落、ここで県道は終わり、ここからは 「林道中奥線」 となる ~ 林道をさらに山奥へ3キロm余進むと、右手の山の中に錆びたトタン屋根がチラッと見えた、「瀬戸」 の集落だ!




途中の大滝ダム



↓ 県道終点の川上村中奥の集落


何年か前に来た時、正面の家には誰か住んでいたはずだが・・・ 小ぎれいにしてあるが住んで無いような感じだ


ちょっと坂を上がったら空が見える、手前の家も空き家だ

この集落も無人になってしまったのだろうか?


ここからは林道だ

路面には小さく砕けた岩や落ち葉が増えてくる、1速でトロトロ走る、コケて谷へ落ちたら大変だ




↓ 以降 瀬戸の集落にて


やっと瀬戸に到着、ここだけちょっと広くなっている、小学校の分校跡らしい
これだけの広さの平地はここだけ、集落内の家々は山の斜面で皆々段差がついている

この上の方にも、下の方にも家々が点在







生活感の無い家々、深い山の中にひっそりと


手前の建物は風呂と便所、後方の建物は住まい、 庭にはシダ類がビッシリ


中を覗いたら左に石垣、奥に2階への階段


裏から見たらこんな状態、屋根は草ボウボウの畑のようだ





こんな山の中に点在する



植物の覆われて朽ちてゆく



朽ちかけた家の中には足踏式のミシン





隣の家は足元の下



床も抜けかけて壊れてゆく建物、右手前は昔懐かしい形のテレビ



ずっと昔、我が家にもありました、懐かしいですねぇ


集落内の家に60歳くらいの男性がいてました、この家で産れ育ったとのこと、帰ってきて荷物など片付けて、家に風を通してるようだ。
江戸時代には、すでにここに集落があり、そして東吉野方面へ山越えする道もあったとおっしゃってました。
そして、ここの地名は、川上村中奥の瀬戸というらしい。


2時間半ほど 瀬戸の集落内をウロウロしてました、

青い空には白い雲、秋晴れと言うのでしょうが、誰も居ない壊れかけて朽ちてゆく家々を見てると、ジーンときますねえ、時代の趨勢とはいえ、懐かしいものがなくなって行くような淋しさが・・・・





コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする