Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

天川村の山の中、限界集落へ

2019-09-05 | 奈良県南部

奈良県吉野郡天川村塩野へ

天川村そのものが山の中だが、本日の行き先は天川村の西の端の山の中・塩野の集落である。

先日五條市大塔町簾へ行ったが、その東側だ、 県道53号から山の斜面をクネクネ曲がって上って行く路に入る、斜面にへばりつくように建つ家々、何軒も建つような平地はない、狭い路はかなり山奥までクネクネと続く、最奥は地区の墓とイノシシの飼育場だった。





五條市大塔町から県道53号へ入り天川村方面へ向かう、天ノ川に架かる簾橋が見える
今日はこの橋を渡らずに県道を進む



ほどなく塩野橋、この橋を渡った所が塩野集落への入り口



集落への入り口に 「 塩野区案内図 」  昭和60年1月の作だ、下部が腐っている、造られた当時は足があったのだろうが、


坂道を上って行く


大きな石碑、「 幕末勤皇大儒 森田節郎先生出身之地 」 と刻まれている

この前のヘアピンカーブを上って行く


ここが建物の一番多い所か?




更にクネクネ路を上って行く



路肩の向こうはこんな山




かなり上った所にある天満宮



更に上ったら家がポツリポツリとある、 この道の左側は急峻な斜面、右の家も左の家も住人はいないようだ


さらにクネクネと上って行く



ここで民家が終わり、県道からかなりの距離だ、金剛山へ登るような感じかな?

県道から歩いたら相当時間がかかるだろう、いや、ここまで到達できないだろう!
ワタクシの感じでは金剛登山のような気がする、県道から歩けば、途中で行倒れで行旅死亡人になりそうだ!

ここで出会ったオバチャンと話をしてたら、 「 私は免許がないので何処へも行けない 」 と言っていた



この奥はいのしし飼育場と墓で、道は行き止まり。





イノシシの飼育場だったが、昨年廃業で今は空き家である


ここでUターンして引き返す



下り坂で見る光景は、道路沿いの下に屋根だ、道路沿いに平坦な敷地がない、 道路沿いに玄関があれば、家の裏は屋根の上に路があるのだ













民家は40~50軒か? 集落の入り口から最奥までかなりの高度・距離がある、

ここは、まったく無人ではないようだ、郵便局の赤いバイクも走ってる、人も二人見かけた、しかし、朽ちてゆく家もある、明らかに住んで無い家もかなりある、

オバチャンの話しによれば 若い人は皆出てゆく

いつ頃から人々が住み着いたかわからないが
近い将来、無人の集落になって、家々は木々に覆われて、山に戻ってゆくのだろうか・・・・






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする