文庫の帯に映画化されるという情報がのっていて、映画館でも予告を観ていたのでずっと気になっていた作品だった。
だいたい「嫌われ松子」っていうのが気になる。
誰からも好かれた優等生の話なんて全然興味ないし、むしろすごいヤナ奴、大悪党の話の方が面白いに決まってる。
で、読んでみた感想は・・・
松子さんは誰に嫌われてたかというと、他ならない、「しあわせ」というものに嫌われていたんでしょうねぇ。
冒頭、勤務先の中学校でうまくたちまわろうとして墓穴を掘ったあたりではたしかにちょっと嫌な感じの女だったけれど、そのあとみんなからどんどん嫌われて悲惨な人生を送ってゆくのかと思ったら、違った。
転落の人生でどんどん悲惨な生き方になってゆくことには変わりないが、松子はすごく一生懸命だったような気がする。
それでもなんでだかすべてうまくゆかなくて、ことごとく失敗してしまう、そんな波乱の人生のお話だった。
ラストがずいぶんとあっけなくて、無意味に爽やかな感じに終わっていて、ちょっと物足りなかったかなぁ。
だいたい「嫌われ松子」っていうのが気になる。
誰からも好かれた優等生の話なんて全然興味ないし、むしろすごいヤナ奴、大悪党の話の方が面白いに決まってる。
で、読んでみた感想は・・・
松子さんは誰に嫌われてたかというと、他ならない、「しあわせ」というものに嫌われていたんでしょうねぇ。
冒頭、勤務先の中学校でうまくたちまわろうとして墓穴を掘ったあたりではたしかにちょっと嫌な感じの女だったけれど、そのあとみんなからどんどん嫌われて悲惨な人生を送ってゆくのかと思ったら、違った。
転落の人生でどんどん悲惨な生き方になってゆくことには変わりないが、松子はすごく一生懸命だったような気がする。
それでもなんでだかすべてうまくゆかなくて、ことごとく失敗してしまう、そんな波乱の人生のお話だった。
ラストがずいぶんとあっけなくて、無意味に爽やかな感じに終わっていて、ちょっと物足りなかったかなぁ。