Il film del sogno

現実逃避の夢日記

君たちはどう生きるか

2023-07-15 20:18:31 | 映画
7/15(土)曇り
6:30起床。蒸し暑い。散歩、朝食、近所のシネコンで昨日より公開の邦画を鑑賞。9:35の上映回には老若男女程よい比率で8割越えの盛況。久し振りにデカい小屋で隣に人が座っている状態でスクリーンを見上げた。前作『風立ちぬ』からちょうど10年。引退したはずの宮崎翁(ジブリ)のブランドはさすがである。徹底的に前宣伝を排除した為、全く予備知識なく、それはそれで刺激的な体験であった。戦前に発表され、5~6年前に再ブームとなった吉野源三郎の小説とは直接的な関連はなし。結論だけ記すと、これは傘寿を超えてなお稀代の発想と想像力を持ち続ける映像作家の自伝的回顧録であり、諸作を横断した万華鏡的走馬燈であり、そして観る者を戸惑わす幻想的な白昼夢である。作品の完成度、出来・不出来以前に銀幕でドキドキできたことに喜びを感じる。午後、帰宅して雑用を数件。夕方、涼しくなってから兄弟分と2度目の長い散歩。夕餉に冬瓜と干しエビと豆腐の煮物とロールキャベツ。夜はひたすら読書。


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