Il film del sogno

現実逃避の夢日記

お母さんが一緒

2024-07-18 20:55:41 | 映画
7/18(木)曇り後晴れ
早朝は曇天。散歩の途中から陽が射して梅雨明けを確信。正午のニュースで宣言が報じられた。午前中は真面目に仕事。昼食に特製野菜蕎麦。椎茸・茄子・人参・玉葱・茗荷・長葱・長芋・大根を炒めてたり擦り下ろしたり刻んだり。めんつゆと生卵を攪拌させて胡麻ドレッシングをを加える。これはそこらの創作割烹店で1,500円くらい値付けしても良い逸品である。14:00高校の同級生にして山仲間のマダムの来訪を受ける。頂き物の芝居のチケットを進呈。手作りの栗かの子とフルーツの盛り合わせを馳走する。歓談1時間半。夕方からは近所のシネコンで橋口亮輔の新作を鑑賞。場内中高年の単身者ばかり10名内外と閑散。長編は『二十歳の微熱』(93年)『渚のシンドバッド』(95年)『ハッシュ!』(01年)『ぐるりのこと。』(08年)『恋人たち』(15年)とリアルタイムですべて劇場鑑賞しているが、駄作・凡作が1本もない稀有で驚嘆すべき寡作家である。特に『ハッシュ!』は初日舞台挨拶に駆けつけた思い出多き作品。橋口監督も既に還暦を過ぎているとは感慨深い。さて肝心の前作から9年振りの公開となった本作。松竹系CS放送の25周年記念ドラマの劇場版であるらしい。う~ん、正直これをこの素材を映画にする意味はあるのか。鋭い社会批判や人物造形で我々を魅了した作風は何処へ行ったのだろう。少々落胆して劇場をあとにする。
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