Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アリス・イン・ワンダーランド

2010-04-18 03:39:00 | 日記
4/17(土)晴れ
快晴なれど肌寒い。コートやマフラーを手放せない人も多いだろう。連日の遅い起床。行動パターンを変えて夕方までは自宅で村上春樹の新刊を読んで過ごす。買い物がてらにジムで遠泳。夕食は明太子のパスタ。食後に一服してから近所のシネコンでレイトショウ鑑賞。ディズニー製作、ティム・バートンの新作は誰もが知る児童文学の後日談。巨額の予算とスターを起用した大作は、ヒットを宿命づけられた異色のファンタジーである。3Dが売りだろうが上映は通常。バートン得意の独特の世界観は健在。特殊メイクとCGを駆使して厭きることのない展開。しかし、おなじみのキャラクターが織りなすオリジナル・ストーリーはさほどのひねりも新味もない。但し、ラストのアリスのバトルは賛否あろう。19歳になったアリスには過酷な運命が定められていた・・・。優れた童話には俗世に対する風刺や批判が必ずあるものだが、本作はどうか。違和感を感じたのは、主人公が無垢な少女でなく思春期の女子であったからか。古典の換骨奪胎は難しい。
コメント
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