詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

故郷

2008年07月12日 20時50分19秒 | Weblog

窓から夜空を見上げると、故郷と同じ星が光っている。   

心がちよっと疲れたとき、窓から見えるあの雲が、優しい父と母の顔にみえてくる。

一緒に遊んだ幼友達は、今どうしているだろう。
                                        


  【短 歌】   父・母も身近き人も身罷りて故郷遠くなりし思ひす
             

  【俳 句】   古里に焦がれて集ふ宵ばやし


  【川 柳】   立ち直る里にはいつも甘い風

           里の友何も言うなと肩を抱く


  【冠 句】   里の味 兄と地酒を酌み交す                


  疲れた心を思い出の、風がそっと私の昨日を、癒してくれる    


          

コメント (2)
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