詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

母の願い

2010年02月26日 10時56分53秒 | Weblog
ざわざわと 不安が募り 眠れぬ夜

    悶々と 娘のことを 巡らせる


     【冠 句】   夜雨匂う 維持を張る子をふと案ず

     【冠 句】   玉子酒 離れ住む子を案ず夜

     【冠 句】   岸光る 幼き彼の日スライドす

     【冠 句】   灯が溢れ 笑って埋める苦い過去

     【冠 句】   野の仏 母の願いはみな同じ



                        


                          子離れを 済ませた筈と 言いながら

                              ひたすらに 子の幸ばかり 野仏に



人生には 突然思いがけない悲しいことが起こります。

その奈落の底から立ち直り、また笑顔を戻せる日までの苦悩を支えてやれるのは

やはり家族の深い愛情だと思います。

悲しみは、、、時間がやがて癒してくれるかもしれませんが、、、家族がその悲しみを

和らげることが出来ると思います。

自分の人生と向き合い、今しっかりと、娘は一歩一歩強く未来に向かって、歩いています。


      



.....................................................................................


   現実はままならない
   うまくいかないことばかり
   毎日のほとんどは、 これでよくないのだ、 の連続だ。
   自分を責めて、誰かを責めて、何かを責めて。
   そして、やっぱり自分を責めて。 

      <赤塚不二夫さんの言葉・・・>  
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冬の花

2010年02月18日 11時31分31秒 | Weblog
                                   
足跡を しっかり見つめ 生きたくて

     今日もまた 自問自答を 繰り返す


                   【冠 句】 冬の花 無言で諭す生きる意味

                   【冠 句】 ペン重く 固めた決意また揺らぎ


                              

   節分も終わり、春を呼ぶ風を頬に感じ、庭には可憐な水仙が咲きました。

   小さな雛人形を飾り、ほのぼのとした部屋にいると、暖かい気持ちになり、

   元気が沸いてきます・・・


    
  
     
///////////////////////////////////////////////////


  いつも多くの皆様にお越し頂きまして、ありがとうございます。

  花に心を寄せて、折々に感じる事を、冠句や短歌に詠んでいる拙いブロブですが、

  「タイトル」を見ただけで、読むに堪えない”卑猥なコメント”を書き込む方がおられ

  コメントを開けることなく即、<削除>しています。

  何のためにこんな事をして人の心を傷つけるのでしょうか?

  毎回、汚されたブログに心を痛めています。

  本名ならば決して書けない事を、ハンドルネームなら、”最悪の人間”に変われるネットの

  怖さを悲しく感じ、ネットの奥に潜む「重苦しい問題」に、今少し心を痛めています。
 
  
  
  今日は所属しているあるネットの中で、暖かい触れ合いを続けている方から

  春を呼ぶ素敵な<梅の花>のお写真を、お借りできました。
 
  人と人との暖かさを、ず~とず~と大切にしていきたいと、思います・・・

                        
コメント (6)
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輝く瞳

2010年02月09日 11時17分19秒 | Weblog
 気がつけば 親から離れ 自立の子

     少しだけ 距離を置いて 信じ待つ

                               

       【冠 句】  輝く瞳 束縛しない愛もある

       【冠 句】  言いそびれ 一夜明ければ素直な子

       【冠 句】  返り花 迷いの答え堪えて待つ

       【冠 句】  便り待つ 懐深い母になる

       【冠 句】  時を告げ 笑顔を戻し始動の日


                              輝いて 確かな未来を 見つけた子 
                                   
                                    淋しさを そっと隠して 見送る日

            



    いつの間にか私の手の届かない所で、子供は自分の生きていく道を見つけました。
    
    いつまでも母としての心配は尽きませんが・・・

    自分の人生を ”自分の色”で染めていって呉れる事を、遠くから祈っています。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
    

    人生は、うまくいかないことと、
    つらいことと、つまらないこと。
    
    そのあいだに、ゆかいなことやたのしいことが
    はさまるようにできているから。

    どうか、あなたの人生を大事に生きてほしい。

                            <今日の新聞記事より>
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冬 の 雲

2010年02月01日 15時00分13秒 | Weblog
悩み抜き 自分の径を 見つけた子

    遠くから そっと支えて 信じ待つ


      【冠 句】  星凍てる 去りし我が子を止められず

      【冠 句】  夜の風 便り途絶えて騒ぐ胸

      【冠 句】  噂聞く 視えぬ棘ある風の音

      【冠 句】  冬の雲 他人行儀に書く手紙

      【冠 句】  立ち直る 心の花を挿し換えて
                                     


                いつの日か 独り立ちして 子は放れ

                     淋しくも 少し距離おき 子に離る




子供の自立を喜びたい気持ちの裏側にある母としての寂しさに、毎日空っぽになった部屋で

泣いて過ごした日を、今は懐かしく思い出します。

子供の夢・・・私の夢・・・

それぞれの夢に、”こころの花”を挿し替えて、、、咲いて活きたいと思います.....


          


 

    ・・・いちばん悲しいときは気持ちがわかってもらえないとき

           いちばんうれしいときは気持ちが通じあえたとき・・・

               <今日もいい言葉を見つけました>

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