詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

二度とない人生だから

2011年08月28日 22時31分42秒 | Weblog

    迷わずに 自分らしく 生きたいと

                       手の幸に 日々の思いを 深くする

 

          【冠 句】   雨雫 愴然と聞く同期の訃

          【冠 句】   ふと淋し 切り上げ時を知る齢

          【冠 句】   胡瓜もみ 自我を張らずに輪に馴染む

          【冠 句】   胡瓜もみ 互いの個性活かし合う

          【冠 句】   折り合って 余生の布石丸く打つ

          【冠 句】   皆願う 悠々自適の人生譜

 

  人生を折り返し、今まで判らなかったことが、少しずつ見えるようになってきました。

  そして明日に繋げる今日の過ごし方を、大切にしていかなければと、強く思います。

  人と人との輪を大事にし、”幸せ”と感じられる日々の”一瞬・一瞬”に感謝して、

  時には素直に甘え、弱い自分を受け止めることも必要かと、思うようにもなりました。

  仕事を辞し、自分の時間を一杯得た<余生>にこそ出来る事を、色々な趣味を含めて

  彩り愉しみながら、悔いなき人生譜を、綴っていきたいなぁと、願っています。

       

             庭の百日紅       

 

 

       <8月29日>   力は人間の秘密である

       <8月30日>  努力せずば援助ありても功あがらず 

       <8月31日>  幸福の尺度は人それぞれ異なる 

       <9月 1日>  幸福は掛け算であり、辛苦は割り算である 

       <9月 2日>  愛は求めるものでなく捧げるもの

       <9月 3日>  念ずれば花ひらく 

       <9月 4日>  今日の一歩が明日への希望の第一歩 

       <9月 5日>  今日の反省なくして明日の出発はない 

       <9月 6日>  しばらく待たばやがて晴れ間あらん 

 

      今日もいい言葉に出会えました。お立ち寄り頂きありがとうございます。

 

                                             

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日々に寄せて

2011年08月18日 13時29分54秒 | Weblog

                  今日の幸せを明日に繋げ、日々に笑顔を忘れず、

                  一度きりの大切な人生の1ページを、自分らしく、

                   綴っていければいいなぁと思います。

 

     《 平成6年の応募作品より 》      『 高齢化社会を迎えて 』

 都会の片隅に残された一つの”幸せ”が、子供と老人の年齢を越えた触れ合いとなって温め

られている姿に、失いかけていた大切なものを、再び私の心に呼び戻す事ができました。

 大阪市立日本橋小学校の全校生徒は、地域の老人達と文通をしている。入学と同時に担任

の先生から文通をする相手を決められ、卒業する迄の六年間手紙を書いて交流を深め、日々

の殺風景なお年寄りの生活が、少しでも潤いと楽しみのある生活になるようにと願って続けら

れている。このユニークな出会いをセッティングした学校の教育方針と、校長先生を始めとする

各先生方の熱い心遣いに、真の教育の最も大切な原点を感じる事が出来ました。

 ある一人のおじいさんが、文通相手の少年を、自分の親友を呼ぶ時の様に、”呼び捨て”にし

て話しているのをみて、一回きりでなく長い期間をかけてどんどん深めていった ≪人間同士

の絆≫ の本物さを、すごく感じました。

 又、ある一人暮らしのおばあさんの、初めて見知らぬ少年から手紙を受け取った当初のため

らいが、回を重ねる便りにだんだん気持ちが和らぎ、少年が本当の孫だと思えるぐらい、気持

ちが素直に変化していった様子に、人と人との真心は自然に育まれ、一つに和合するものだと

思いました。そしてその少年との触れ合いによって、おばあさんが丹精込めて咲かせた綺麗な

花を手に、時々学校を訪ねる様になりました。おばあさんの唯一の「生きがい」である「花作り」

が、小学校の教室を明るく彩る素敵な『生きがい』に変わりました。 少年の卒業式の日には、

花束を持ったおばあさんの目に、感激の涙が溢れていました・・・。

 又、ある病気勝ちのおじいさんは、秋の運動会に文通相手の少女から招待を受け、自分

が本当に久しぶりに大きな声をあげ、声援を送る相手がいた事に、胸が熱くなったそうです。

 自分の家にお祖父さんやお祖母さんがいない子供達は、この文通によってお年寄りとの触

れ合いを持ち、幅広い人間関係を結べました。また孫と同居しているお祖父さんやお祖母さん

は、孫が知り合ったお年寄り達と友人になれました。

 一つの小さな輪が空回りする事無く、二つ、三つに広がり、”新しい輪と和”が芽を出し素敵な

花がいっぱい咲きました。

 画一的な生き方しか出来にくい老人達に、”夢を与える喜び”を知った子供達は、お金では買

えない大切な経験をいろいろ積む事が出来ました。

四人に一人が高齢者となる二十一世紀、自分の老後を重ねて、何が大切かという事が、

このテレビからおぼろげながら見えた気がします。

・・・・・誰からも嫌われないように素直に多くの人と接し、いつも前向きに自分を磨き、子供の

笑顔に自分の笑顔を重ねられる気持ちを持つ事を!・・・・・ 

私の二十一世紀に明るい希望が見えてきました。

                        (NHKスペシャル 「配達された幸せ」を視聴して)

私の昔の作品を今読み返し、今の暮らしを見つめてみました。

 

                <8月に思う 句>

      【冠 句】    佳き余生 笑顔と笑顔持ち寄って

      【冠 句】    精一杯 こころを繋ぐ義援金

      《川 柳》    友だちも生きる支えのたからもの

      [俳 句]    藍浴衣娘と妻を重ねけり

 

                  (拡大して下さい)

                (ポパイさんの写真に心が癒されます)

 

 

 

           <8月19日>   心から喜び楽しんで事に当たろう

            <8月20日>   苦難こそ人間修業の道場   

           <8月21日>   大志を抱く者は小さな事もゆるがせにせず 

           <8月22日>   他人を見ること我が身を見る如く

            <8月23日>   心次第で楽も苦となり、苦も楽となる

           <8月24日>   平凡なる食事に真味あり 

            <8月25日>   眼の美しき者は心も美し

           <8月26日>   誠実でつきあえる友を得よう 

           <8月27日>   人の心によって物も心となる 

           <8月28日>   焦らず争わず退一歩すれば広大な世界が開ける 

 

      今日もいい言葉に出会えました。お立ち寄り頂きありがとうございます。

                                              

                                                     

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光る雲

2011年08月08日 17時25分50秒 | Weblog

 広島と長崎の哀しみに寄せて・・・

      心添え 地震地の祈り朝夕に

      祈る鐘 心ひとつに鎮魂歌

      雲を追う 核の哀史を風化せず

                                        

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   

         【冠 句】    呟いて 夕焼け雲に悟される

         【冠 句】    繰り返す 挫折の度に強くなり

         【冠 句】    草に佇つ 不屈の念で萌やす夢

         【冠 句】    内に秘め 決断の瞳は揺るぎなく

         【冠 句】    陽が誘う 視野に新たな反射光

         【冠 句】    光る雲 志気を高めて抱く希望

 

  様々な運命に翻弄され、昨日まで普通にあった平穏な日が、闇の中に落ちる事も何度か

  ありました。 ひたすら自分を生かす道を追い求め、試行錯誤しながら掴んだ新たな夢に

  明日の希望をのせて、やり直してきました。

  今、”がんばろう 日本!”をスローガンに、高校野球の熱戦が繰り広げられています。

  熱く燃える球児たちの一挙一動に拍手を送り、この元気が今も大変な日々を過ごされて

  おられる被災地の皆様の元に届くよう、祈って止みません。

  いつも、心を優しく包んでくれる夕焼け雲を見上げ、今日の一日を感謝しています・・・

 

      (ポパイさんの光る写真 クリックしてください)

 

      <8月 9日>   信念を持して幸運あり

      <8月10日>   自我でなく自己を信ずれば、大敵も恐れない  

      <8月11日>   (今日は親族の淋しいお別れの儀式に行ってきます )

      <8月12日>   泣きたい時は思い切り泣けばいい

      <8月13日>   不思議の中の不思議は、今、ここにこうして生かされていること 

      <8月14日>   悔やみを転じて新たに出発すべし 

      <8月15日>   人とのつながりを大切に 

      <8月16日>   円い頭に円い顔。それは円い心を持っている 

      <8月17日>   当たり前がこんなに尊いことかと悟る 

      <8月18日>   譲れば互いが楽であり押しのければ互いが苦となる 

 

     今日もいい言葉に出会えました。お立ち寄り頂きありがとうございます。  

                                                

                                                                                          

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