詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

~響きあう~

2016年02月24日 19時45分07秒 | Weblog

朝から雪も混じる寒い一日でした。

昨日はギター教室、発表会を控えての練習に熱が入りました。 自主練習も含めて毎日

課題曲と向き合っていますが、天性の素質が無い私にはハードルが高く、人の何倍もの

努力が必要で、仲間と一緒に弾く<アンサンブル演奏>はかなり大変です!

クラシックギターは、憧れの「アルハンブラの想い出」、「エデンの東」(この曲は前回でも)

フォークギターでは、楽譜の違う「エーデルワイス」、「なごり雪」は歌いながら弾きますが、

先生の言われる”芯のある綺麗な音”を奏でる事がとても難しく、四苦八苦しています。

一番良い音色が出せる弾き方を求め、自信のあるギターに辿り付きたい一心で、諦めず

無我夢中で頑張っています。

友人が送付してくれた<Finale Notepad>の楽譜をパソコンで追いかけ、正確なリズムを

体に刻み、練習に励み、 本番に悔いの無い演奏が出来る事を願うばかりです。

 

日曜日、母の所へ行ってきました。 風邪気味に加え、数日前に院内で転んだらしく、

手と頭を打撲し、かなり痛い痛いと喚いていましたが、高齢の弱りも見た目にも感じられ、

以前のような険しい表情ではない反面、掴み所のない感情が揺れ動いている様に見える

目線に、やはり近寄れない怖いものがあります。 哀れで、、、心が痛みます。

持参した好物も半分しか食べず、持ち帰りました。

病院の規則上これも仕方ないことですが、もどかしく思います。

 

さて今日、支部の句誌が届きました。 今回は一つの冠題で選者を務めたこともあって、

その結果を見るのも楽しみでした。 難しい冠題もありましたが、私の掲載句です。

 

               視野広く 万朶の風韻響きあう

               視野広く 活きて人生ひた深め

               書き添える 友の復帰を待ち続け

               書き添える 絵文字に暈す照れ笑い

               決めた朝 未だ夢半ば妥協せず

               春の香に 褪せゆく感性くすぐられ

               春の香に 母の忌に梅鶯餅

 

  

              

              心と心が、触れ合い、響き合える事って、いいですね

 

 

 久しぶりに友人とランチを楽しみながら、良いひと時を過ごしてきました。 

 大きな声で笑い、尽きぬ話題に盛り上がり、こうして一緒に同じ趣味を分かち合える

 友人がいることに、掛け替えの幸せを感じます。

 そしてコーラス練習日の今日、また素敵な曲との出会いにウキウキしながら、取り難い

 音程にまごつきながらも、少しずつ3パートの和音が重なっていくことに、喜びを感じて

 歌ってきました。 

 色々な事情でお休みされた方が多く、少し寂しい人数での練習でしたが、また全員揃って

 一緒に歌える日を楽しみに待ちながら、、、あたたかい春の訪れを待ちながら、、、

 いい日が来る事を、 願っています。

 

            今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

 

 

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春を待ちわびて

2016年02月12日 11時45分27秒 | Weblog

春の訪れを誘うような昨日の冬晴れに変わり、今日は、薄ら寒い雲がどんより空を覆い

ちょっと気分が落ちそうな日になりましたが、体調維持の日課の散歩に、今行ってきました。

さて3月6日のギター「発表会」の曲も決まりました。

どちらのギターにも新曲があり、難しさを感じますが、レベルの高いグループレッスンに

付いていける様、頑張って練習!!! いい演奏が出来るように願っています。

来週から色々な行事が続き、多忙になりますが、繋いできた一つ一つの絆を大切にして、

夫々の場所で、良い時間を過ごせればいいなぁと思います。

 

              約束日 誓った友情歳月(とき)を埋め

              酌み交わす 皆温顔にOB会

              旅憂い 宿の椿に偲ぶ影

              人恋し 想い出を繰る旅日記

              濃く深く 人生ふかむ古日記

              淡い影 人情の機微日々の灯に

              持ち帰る 喜び頒ち萌ゆ詩心

              匂う中 ふと古里へ繋ぐ露地

              弾む声 同じ目線で飲める酒

              時を経て 許せることもお互いに 

              緊緊と もどかしく待つ拉致の春

              無事祈る 届けよ北に愛の鶴

              篝火に てらして欲しき拉致の闇

 

 ミサイル発射に不安が募る中、遅遅と進まない外交に、拉致問題が置き忘れられて

 いないかと、悶々とします。ひたすら大切な家族の帰国を待ち続けている多くのご家族の

 心情を思うと、胸が張り裂けそうになります。

 日本中が喜びで湧き上がる日が、一日も早く来る事を信じ、祈るばかりです。

 

 主人の高校の同窓会が昨日ありました。 元気に再会が叶った友人たちとのひと時を

 楽しみ、美味しいお酒にほろ酔い、良い思い出を持ち帰って来ました。

 鬼籍に入られた方も多く、連絡先不明の方も沢山おられると聞きました。 大きな病気を

 することなく、第二の人生を満喫して過ごしていることに、感謝の気持ちを深くしています。

 何処かで出会い、触れ合えた絆、そうした心の財産を宝物にして、これからもよき人生を

 辿っていければ嬉しく思います。

 色々なことを思いながら、、、、句集を広げてみました。

 

 

              

 

               春を待ち詫ぶ花たちが、力強く咲いています。

 

              今日もお立ち寄りいただき有難うございます。

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相寄る樹

2016年02月02日 14時51分32秒 | Weblog

 

先日の雪もやっと解け、今日は良いお天気の「洗濯日和」となり、

朝から頑張りました。気温は低くとても寒いですが、主婦の仕事も捗ります。 

昨夜から海釣りに出かけた主人から今メールが入り、「今晩泊まる。明日帰る」 

そっけない伝言ですが、内心ウキウキ!

今日は食事の支度はパス、大好きなギターの練習に打ち込めます。

年の離れた夫ですが、とても元気で好奇心旺盛、趣味が一杯あり、

余生を満喫しております。

寒かろうが暑かろうが、海にいれば生き返るらしく、まるで少年のようなキラキラ

した目をして、足りぬ時間を追いかけて遊んでいます。 

健康を維持し、一度の人生をお互いに支えあって毎日を満たし活きたいなぁと

願っています。 つまらない喧嘩も時々しますが、、、

気まずさを翌日に引きずらないようにして、家庭の灯に小さな幸せを感じながら、

一日一日を大切に過ごしたいと思います。 

さて、大きな魚を明日のお土産に期待して、古いランクルで無事帰還を祈ります。

 

結社の句誌が届きました。 

毎回自信の無い成績に、怖々後ろから開く句誌ですが、、、

今回も色々な刺激を貰いました。

 

         声浄し 兄の叱咤は亡父の如

         声浄し 類なき愛詩に澄み

 

         或る一夜 貪り読みし罪と罰

          (講評)ドストエフスキーの長編を一夜で読み切れるもの

          ではないが、読み始めて引き込まれてゆかれたのだろう。

          実は私も青春時代に読んだのだが、どうもあのロシア人の

          名の長さにうんざりして気が入らなかった。

 

            或る一夜 胸騒ぎする風の笛

            日を数う 白寿を活きて生きたいと

            ふむ轍 平和の意義を問い放きぬ

            相寄る樹 老いの添え木に子も孫も

            雪明かり 剋って明日の絵浮き上がる

            高い階 一段毎に得る自信

 

 

            

 

 

 3月のギター発表会に向けての練習に熱が入ります。 コーラスの新しい楽譜

「365日の紙飛行機」に元気を貰い、冠句の春祭りの作品準備に意気が上がります。

 毎日沢山の閲覧を頂き、励みになりとても嬉しく思います。

   

                 ☆ 今日もありがとうございます ☆

   

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