詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

佳き日もきっと

2011年07月30日 23時40分30秒 | Weblog

      探れども 見えない明日に 迷う道

                   前向きに 佳き日が来ると 信じ行く

 

          【冠 句】   浮き沈み 人生航路立て直す

          【冠 句】   青む河岸 自分を戻す風に触れ

          【冠 句】   煌めく瞳 湖の蒼さに負けぬ意気

          【冠 句】   木々疎ら オカリナの風人を恋う

          【冠 句】   心添え 愛の讃歌を幾重にも

          【冠 句】   朝並木 生きるリズムを取り戻す

          【冠 句】   祈る鐘  佳き日もきっと陽の中に

 

  平坦な道を歩き続ける事が出来れば、色々なことに思い悩み、涙を流すこともなく

  生きる喜びに溢れた笑顔で、一日一日のページを捲れることでしょう。

  人生の試練に何度も何度も立ち止まり、迷い、、、そしてその辛い日々の中から

  次の一歩を踏む”答え”を出して、前向きに生きてゆかねばならないと思います。

  心を添えてくれる人の愛、叶うと信ず未来の夢、佳き日もきっとくることを信じて、

  大きな波にも、高く険しい壁にも決して負けず、乗り越えてゆく”心意気”を立て、

  強さを秘めた生き方が出来ればと、、、色々な事に躓く度に、願っています。

           人生行路の櫂をしっかり漕ぎながら・・・

  そして被災地の皆様方の一日も早い復興も、毎日一生懸命祈っています。

 

        

 

       <7月31日>  心を変えれば幸運の環境に居る 

         < 8月 1日>  わが思いは迷いより出発していると悟る    

        <8月 2日>  上を見ず自己の土壌を作れ

       <8月 3日>   散る花を追わず出づる月を待て

       <8月 4日>   天地開けて以来今日という日は初めて出合う尊き今日である

       <8月 5日>   人間は欲得により、本来のものから脱線して苦しむ

       <8月 6日>   書は一点一画が大切な様に人生はその折その事が大切である

       <8月 7日>   失った時は取り戻せぬ事を知って本日を大切に

       <8月 8日>   真剣に生きている者はそれでもう充分の喜びあるをしる

 

          ・・・今日もいい言葉に出会えました。お立ち寄り頂き有難うございます・・・

 

                                          

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星に告ぐ

2011年07月21日 19時05分34秒 | Weblog

  幾つかの 避けて通れぬ 試練にも

        諦めず 希望を抱き 生きてゆく                

                                         

 

        <川 柳>   逆風に汗を惜しまぬ自負がある

         【冠 句】   星あつめ 命のドラマ果てしなく

         【冠 句】   星に告ぐ 一途な願い笹に吊る

         【冠 句】   人を招ぶ 家族のような佳き絆

         【冠 句】   朝並木 違う明日が見えてくる

 

 7/16~7/17に開催された「東北六魂祭」のイベントを、TVや新聞記事で見ました。

 青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、

 福島わらじまつりの東北の代表的なお祭りが一同に寄り、東北の復興を祈って、大勢の

 人々が心一つになって、賑やかに盛り上げられました。

 未曾有の大震災で受けた計り知れない悲しみ、絶望、苦しみ、、、その辛い日々から

 希望の一歩を踏み出そうとされておられる姿に、心打たれました。

 多くの願いを色とりどりの短冊に籠め、七夕の笹に吊るされていました。

 その一つには小さな女の子の文字で、

 「早くみんなでお家にもどれますように・・・」 と書かれて・・・

 被災者の皆様方の願いが、一日も早く叶いますように、それぞれの立場で出来る事を

 考え続け、心をあたたかく寄せ合っていかねばと思います。

 

 義父母の眠っているお墓の掃除に行ってきました。

 お寺の境内に苔むした石碑が、今、蓮の花に抱かれ建っています。 

 碑に刻まれている文字は、   『 念ずれば 花ひらく 』

 若い頃のようには颯爽と動けなく、歯がゆく感じる事も多くなってきましたが、

 気持ちはいつも前向きに、何時か咲かせたい夢の花を、大切に育てていきたいなぁと

 思っています。 

   

           

                                         

                                                         (ポパイさんのお写真に元気がでます)

   

      <7月25日>  よき言葉は耳に聞いて心に蓄え実行に移すなら困難も益となる

      <7月26日>  賢い友は何物にも代え難い。友人の助けあって発展せん。      

       <7月27日>  涙は人情を豊かにし、血は人情を奮い立たす  

       <7月28日>  豊かでも乱れず、失意にあっても楽観する勇者たれ

      <7月29日>  人に教える前にまず自分が教えられている 

      <7月30日>  喜びは足元にある   (今日、誕生日を幸せの中で迎えました) 

 

         ・・・今日もいい言葉に出会えました。お立ち寄り頂き有難うございます・・・

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沁み沁みと

2011年07月13日 15時10分24秒 | Weblog

  父母を 辿る月日に 悔いもあり

                    沁み沁みと 笑みし遺影に 侘びなせり

 

          【冠 句】   ある日ふと 無常の風に聴く刹那

          【冠 句】   細き腕 戦時を耐えた母も老い

          【冠 句】   唄い出す 施設に少し慣れた母

          【冠 句】   紙を折る リハビリの父辛かろに

          <川 柳>  笑む父の家族守った顔の皺

          【冠 句】   夢の中 飴懐かしむ紙芝居

          [俳 句]   父偲ぶ影絵の中に舞う蛍

 

  お盆も近づいてきました。

  戦時を挟んだ父母の人生を思うと、生きる事に全力を注ぎ、小さな命を守り、

  その中での苦労の数は計り知れないものがあった事と、今の年齢になって解ります。

  その時々に添えなかった悔いは、今も私の胸にしこりとなって痛んでいます。

  晩年は、不自由な身体となってさぞ無念だったと思います。

  毎日自分に鞭打ちリハビリに励み、孫達の成長に目を細めていた在りし日の姿が、

  目に浮かびます。

  お墓の掃除に行き、母が好きだった花を手向け、今年も家族揃って日々の幸を謝し、

  父母の霊をを迎えたいと思います。

 

    

                                   

 

                          

 

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 石 碑

2011年07月04日 20時56分04秒 | Weblog

     誘い合い 師の忌に集う 京の寺

         深々と 添える一首に 心寄せ

                                         

 

    【冠 句】   誘い合う 佳き風交わす古都の句座

    【冠 句】   冴え響く 十七文字が惹き合いて

    【冠 句】   自信作 十七文字に余生の美

    【冠 句】   波しずか 満ちて引き合う詩の余韻

    【冠 句】   心の灯 傾く影に添いし詩

    【冠 句】   史を辿る 追い深めたき師の句風

    【冠 句】   遠響き 石碑に残る師の鼓動

    【冠 句】   乾杯す 更なる飛躍誓い合い

  

     

                                                        <ポパイさんの写真>                           

 

   所属結社の先師の忌冠句大会に行ってきました。

   数珠を手に、それぞれ想いを深くして、同じ句風に学ぶ喜びを分かち合い、

   厳かに響く披講を聞きながら感性を満たし、佳き刺激も一杯受けてきました。

   多くの句友達との久しぶりの再会に、互いの近況を語り合い、楽しさの中にある創句

   の苦労も励まし合い、そして更なる飛躍も誓い合ってきました。

 

   苔の石碑に刻まれた師の一首を道標にして、生涯の趣味を尚一層深めていきたいと 

   思っています。

          ≪献 句≫ 〇〇〇忌 今日の幸謝し念珠揉む 

 

   復興への長い道のりに、大きな不安と苛立ちを抱え、毎日を必死に耐え過ごされて

   おられる被災者の方々の気持ちをわが身に変えて思うと、、、あの日から続いている

   胸の痛みが増してきます。

   今、こうして平凡な日々にある小さな幸せに、決して忘れてはいけない感謝の気持ちを

   あらためて深くしています・・・  

 

                                        

                         <ポパイさんの写真>   

          元気と勇気が、ポパイさんの素敵な写真から、見えてきます。   

 

 

     

日記@BlogRanking 

   クリックして頂ければ嬉しく思います。

                      

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする