詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

夢ゆたか

2011年01月31日 15時18分49秒 | Weblog


          苦の中で 傾く心を 立て直し

              もう一度 明日に架ける 夢を追う


    【冠 句】  明日に賭け 子にも親にも試練の日

    【冠 句】  日を重ね 生きるが故に持つ貌も

    【冠 句】  旅つづく 互いの負荷を背負い合い

    【冠 句】  寒昴 三年堪えて出す答え

    [短 歌]  自らが長年の努力をほめギターを買いぬ退職金にて

    【冠 句】  夢ゆたか 晩学なれど追う音符


                                 



一生懸命生きてきた長い道のりを振り返ると、何の心配も無く平穏に過ごせる

日々の幸せの深みを、色々なことから感じます。

音楽から繋がる友との輪の中で、大好きなコーラスから響く<心のハーモニー>

新たに始めたギターから彩る<心の音色>に、私の瞳と感性を煌めかせ、

人生に心の花を咲かせながら、ゆっくり辿ってゆきたいなぁと思います。

今年のコーラスの練習曲<君をのせて>の歌詞に、生きる希望が一杯見えてきます。


♪  君をのせて    宮崎 駿 作詞

   あの地平線 輝くのは 何処かに君を隠しているから
   沢山の日が 懐かしいのは あのどれか一つに 君がいるから
   さぁ出かけよう 一切れのパン ナイフ、ランプ鞄に詰め込んで
   父さんが残した篤い思い 母さんが呉れたあの眼差し

   地球はまわる 君を隠して 輝く瞳 煌めくともしび
   地球はまわる 君を乗せて、何時かきっと出会う 僕らを乗せて

   父さんが残した篤い思い 母さんが呉れたあの眼差し

   地球はまわる 君を隠して 輝く瞳 煌めくともしび
   地球はまわる 君を乗せて、何時かきっと出会う 僕らを乗せて ♪
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おんな坂

2011年01月23日 15時06分49秒 | Weblog
振り切れぬ 心の迷い 持て余し

   悔いの無き 生きる姿を 問いかける
                       


    【冠 句】  夜の雨 業の深さを持て余す

    【冠 句】  星凍てる 耳を無くした自棄を恥ず

    【冠 句】  まわり道 愛の軌跡をさ迷いて

    【冠 句】  朝鏡 自分を少し変えた紅

    【冠 句】  雪あかり そっと見守る空の星

    【冠 句】  おんな坂 支えてくれた四季の花


  

人生の坂を振り返れば、色々な迷いや苦もありました。

時には自分の本心を見失ったり、切り捨てたり、そして逃げた道もありました。

答えを出せねばならない岐路に立ち、何度も泣きながら、一歩ずつ前に進み、

生きて来たように思います。

気付けば、野道に咲く四季の花々に、途方にくれた心を癒され支えられ、

決して平坦で無かった私の坂を、登ってこられたように思います。

暖かい風にも、蒼い空にも、小さくなった背を押さえて貰って・・・ 

余生の道を、自分らしく歩いています。 


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     本当にどうしようもない状況に陥ったら、こう思う。
     ここが分かれ道だと。ここで投げ出すか、踏ん張れるかだと。

     どん底に落ちてはじめて気づくこともある。
 
                               (新聞記事より)
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想い馳せ

2011年01月14日 14時30分25秒 | Weblog
  

         辿り来し ひと日ひと日に 想い馳せ

              大切な 生きる支えを 胸に置く


    『俳 句』  端渓の硯書初め父偲ぶ

    『俳 句』  雪吊りや湖畔の宿の暮れ泥む

    《川 柳》  寒い日も犬に誘われウォーキング

    《川 柳》  日記帳何時の間にやら記録帳

    【冠 句】  雪止まず 修練の道踏み固め

    【冠 句】  独りの灯 言葉の温み持ち帰る

    【冠 句】  拠り所 紐解く古書に花しおり


                               


 大学ノートに綴った古い日記を、時に触れ読み返すと、私の辿ってきた人生の

 足跡が様々な言葉で残されています。

 喜び、哀しみ、怒り、迷い、悩み、涙、、、一生懸命生きてきた様子が昨日の

 事の様に,感慨深いものが溢れてきて、歳を重ねていく姿が見えます。

 柴犬が大好きで、「チロ」「ゴンタ」と名付け、子供達と一緒に育ってきましたが

 その幼き頃の無邪気な二人の様子が、日記に楽しく残っています。

 そして大切な”日”に挿してある「花しおり」を開き、気持ちが揺らぐ日には

 読み返し、又前向きになれる元気を取り戻しています。

 最近は「日記帳」というより「記録帳」になっている部分も多くありますが、

 毎日就寝前にその日の自分を振り返り、明日に向ける気持ちを大切にして、

 素直な気持ちを書き止めてから、<私の一日>を閉じています。



  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      本当に明らかな道は暗いように見え、
      本当に進んでいく道は退いているように見え、
      本当に平らかな道はでこぼこしているように見える。

                               (老子のことば)

 
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第一歩

2011年01月06日 17時28分51秒 | Weblog


        行く年に 思いを辿り 来る年を

            夢を持ち 美しき朝の 佳き日和



   【冠 句】 冬の雲 こころ残して逝った人

   《川 柳》 鬼籍にも心の賀状書きました

   【冠 句】 美しき朝 初雪に燃ゆ実南天

   【冠 句】 皆飾る 赤い晴れ着の辻地蔵

   【冠 句】 第一歩 心華やぎ初春の句座

   【冠 句】 佳き日和 新たな地平見えてくる

   【冠 句】 声ひびく 追いゆく夢は瑞雲に



カレンダーを付け替えて、義妹の忌中でもあり恭しく新たな年を

家族揃って迎えました。

雪景色となったお正月に庭の南天の赤い実がとても冴えて、

心が洗われる思いでした。

誰が着せ替えたのか、道のお地蔵様も赤い晴れ着になって和みます。

1月5日は、所属結社の「冠句事始式」に出席して来ました。

思いがけず栄えある賞を頂き、今も感動の余韻が続いています。

これからも日々研鑽を積み、心の詩を詠んでいきたいと思います。

<詩の雫>の扉をノックして下さった皆様、今年もどうぞ宜しくお願い致します。


        


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     夢や目標を本気でめざすと、すべてが変わる。
     運は誰にでも流れている。それをつかむか、つかまないかだ。

                           (新聞記事より)

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