詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

生きることの問いかけに、、、叶わぬ願いも...

2017年12月26日 18時41分34秒 | Weblog

 とても寒く、日課のウォーキングも今日は怖気付いてお休みに。

 ぐつぐつ煮える温かい「ほうとう鍋」を囲み、主人と夕食です。

 庭の不出来な大根を糠漬けにして、これが結構 <箸休めの1品> となりまして

 炊き立てのご飯にぴったり、懐かしい田舎の風味に、素朴な贅沢を膳に添えています。

 

 少しずつ、年末年始の必要品を買い足し、気になっていた照明器具の汚れを拭き取り、

 気合を入れていますが、、、 無理はせずぼつぼつと。。。

 

 あちこちの病院の通院も控え、いつも長い待ち時間に、かなりの時間を取られますが、

 その合間に、締め切りの迫る冠句の投句準備に、一番大変なギターの復習・予習に、   

 しかし中々進まず フ~~~ (<_>) 

 どれもこれも苦学ですが、好きな事だから、自分に負けず、頑張れます!

 なんだかんだと自分を追い込んで過ごしていますが、一日一日を無駄にせず、

 今日出来ることを済ませ、明日に繋げばよし! としています。

 

  

       句帳を開くと、その時その時の気持ちの動きが残っています。

       

                    到る坂 問い続け来し生く一路

                   到る坂 苦楽の途に地蔵様

                   到る坂 汗も涙も振り絞り

                   雲に問う 起伏の人生泣き笑い

 

  

 日曜日、母の所へ姉たちと行って来ましたが、

 思った以上に、更に悪くなっているように見えました。

 表情が無く、会話は出来ず、眼を合わす事もなく、声を掛けてもずっと臥せっています。

 職員の方に聞くと、自分で食事は出来ている様ですが、誤嚥を防ぐための粉砕食を

 どうして食べているのかと案じます。 こぼしながら食べているのか、服は胸元が汚れ

 哀れに思いますが、、、お任せしている以上、ただ黙ってみているだけで、この現状を

 受け入れ、母をお願いして重い足で帰宅しました。

 顔色はよく、ふっくらしているように見えますが、ずっと寝ている為むくんでるのかな?と

 思ったり、、、「また来るね」 と言っても、以前のように手を振るでもなく、無関心の母に

 掛ける言葉も無く、姉たちと互いの思いを話し、気持ちが満たされない侭、別れました。 

 

 待っても待っても、お願いしている施設からの連絡が来ず、<要介護5>の母ですが

 多分、これが現実だろうと思います。 

 別な後ろ盾も縁故も無ければ、前に進まないのかも? 悶々としますが・・・

 自分のことが判らなくなっている事が、ある面、母にとっても救いかもしれません。

 

 

                     生きることを問いかけています

   

 

                 水のいろ 母の句帳は黄ばみて 

                 怒りふと 無表情にある怖さ

 

     冠句に夢中になっていた嘗ての母の姿が、寂しく思い出されます。

 

     

 

     

  

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素直な気持ちで今日も...

2017年12月22日 19時23分49秒 | Weblog

 12月もあと少しとなり、慌しく過ごしています。 

 今迄は、普段出来ない場所の大掃除や大きな洗濯物も済ませないと気になりましたが

 今は体調、時間との妥協で、無理なく出来る事だけ済ませて、(まぁ~いいか!)

 窓拭きは主人が毎年やってくれるので、多分今年も頑張ってくれると思いますが、、、

 孫たちと一緒に毎年暮れには「お餅つき」をしますが、これも皆に助けて貰います。

 一番負担になってきている御節料理も、リクエストのあるものだけを頑張って作り、

 メインは「すき焼き」、こんな風に我が家のお正月も変わってきています。

 恙無く、家族揃って、新年を迎えられる、小さな幸せを願っています。

 

       

                 掌に温む 一瓢の汁いのち満つ

 

 

   < 新聞のコラム欄より >

                               岸田 ひろ実さんの記事です

 

      亡き夫が教えてくれたこと、それは、時間は有限だということです。

      私は夫に「ありがとう」や「ごめんね」をよく伝えていた方だと思っていました。

      しかし夫を亡くして、本当にちゃんと伝えていたのだろうかと振り返ることが

      しばしばあります。維持を張ったり、適当に流したり、素直な気持ちというのは

      意外と伝えられていなかったように思います。

      後悔へと変わっても、夫はもういません。今から伝えることは出来ないのです。

      夫が病に倒れる直前、「パパなんか大嫌い、死んじゃえ」と本心とは違う言葉を

      投げつけてしまった娘は、今でも自分を責め続けています。

      人生にはどうしようもない後悔がつきもの。しかし、大切な人に大切な気持ちを

      伝えなかったという後悔は、自分の力でいくらでも減らすことができます。

      「ありがとう」の感謝の気持ち。「ごめんなさい」というおわびの気持ち。

      さりげないこの二つの言葉だけは、先延ばしにしたり、照れて隠したりする

      ことなく、思い立ったその場ですぐに伝えようと、私は誓いました。

      「いってらっしゃい」と見送った背中にもう会えないこともあるのです。

      あんな後悔は二度としたくありません。夫の教えを忘れずに、私は誓いを 

      実行し、子供たちに伝えていきたいと思います。

 

 

    心に残る素敵なメッセージ、大切なことを今一度、考えさせられました。

    色々な思いとは違うことも日々の中で起こりますが、悲しい後悔は一つでも

    無い方がいいですね。 そう思います。

 

 

                 旅続く 少しずつ積む徳の石

 

   

  日曜日、母の所へ行ってきます。 母を思えば、重い石がいつも胸の底にあり、

  生きていく難しさ、どうすることも出来ない葛藤や無慈悲な思いに落ち込みますが、

  見守ることだけが今、私や姉妹に出来ることだろうと思います。

  穏やかな表情をしているといいのですが・・・

 

 

 

             

                   皆様への感謝の気持ち ♪

                         いつもありがとうございます


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こころは一つに・・・・・

2017年12月14日 12時49分00秒 | Weblog

 初雪が舞っています。 

 12月、何かと忙しくしていますが、一つ一つ今の気持ちに添って、頑張っています。

 朝のポストに1枚の葉書がありました。 何度も何度も読み返し、深い悲しみと淋しさが

 過ぎって来ます。 友との別れを済ませた日から、どんどん押し寄せてくる虚しい哀しさに

 心を痛めて、、、残されたご主人の心境を記された葉書の文字に、また新たな侘しさが

 胸に押し寄せてきます。 

     

       ...........妻 Y子も皆様のお元気なお姿に接することが出来て、この上も

       なき喜びに浸っていることと思います。生前のY子は、皆様にお会い出来る日が

       決まると、何日も前から楽しみに、その日を心待ちに普段より輝いておりました。

       皆様が本当にかけがえの無い大切な友達と思っていました。

       .......心残りは、Y子の旅立ちに立ち会えなかった事です。............

       Y子の冥福を祈りながら.......過ごしたいと思います。

 

 今も余りにも突然のお別れに、まだまだ受け入れ難い悔しさがありますが、

 きちんとお別れをさせていただき、良かったと思います。

 ご仏壇の前に、大好きだったコーヒーや果物が優しくお供えしてありました。

 

              花が笑む 五色の溶けあいて

 

 ずっとずっと、心の中で私たちの思い出を、温めていきたいと思います。

 

 

 

                    5人の心はずっと一つに・・・・・

 

 

        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               

 

                  添い語る 含む一語を心の灯

                  添い語る 揺らがぬ愛を密やかに                

                  雪降る日 独り会話に影帽子

 

                  別れの日

                     まなこ閉ず 人生満たし光らせて

                     まなこ閉ず 念いを綴る心うた

                   安らかに 花に抱かれて眠る友

 

                                        ( 追悼歌 )

 

  

    今日を自分なりに精一杯の真心を廻りに向けて、、、一日を満たせればと

    思います。  家族の愛、身近な人の愛、友人の愛、、、大切に思います。

 

    今日も友からのラインメッセージに、

                さぁ! ガンバロウ という思いが湧いてきます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亡友との思い出に・・・

2017年12月01日 11時36分27秒 | Weblog

 昨日は淋しいお別れをして来ました。

 遺影の友は、在りし日のままの笑顔でした。 スポーティーな帽子がよく似合い、誰よりも

 元気に、私たち5人グループのお姉さん役の友でした。

 清楚な百合を囲むように、白や黄色の菊、友が好きだったピンク色の可憐な花々を

 アレンジメントして貰った供花と、優しい香りのするお線香をお骨の前にそっと手向け、

 悲しい無言の会話を、4人それぞれが時間の中に入り手を合わせ、、、語りかけ、、、

 尽きぬ思いを噛み締めながら、一つの儀式を終えてきました。

 思い出の写真を見せながら、男泣きされるご主人に掛ける言葉はただただ空しく、、、

 みんなが、同じ思いの涙を、無念の涙を、、、亡友との思い出の中においてきました。

 一人になられたご主人に、「お体を大切にお過ごしください」と、精一杯の気持ちをつたえ

 道の角までずっと佇んで、見送ってくださっているその姿をバックミラー越しに見て、、、 

 また涙が頬を伝いました。    

 無常の命、何時かは誰にでもくるお別れの日、人生の哀憐を感じながら、生きる意味を

 問い掛けてみると、、亡友が教えてくれた一つの大切なものが見えてきます。

 明日のことは誰にも判りません。 人の数だけ違う生き方があります。

 満たされた人生にも、、、儚い人生にも、、、生きた証が残ります。

 自分が願う生き方をが出来て、その日を満たし明日に繋がる今日を閉じて、、、

 その次の日もまた、、、そのように思える生き方、過ごし方の自分なりの幸せの中で

 一度の人生を、精一杯生きられればいいなぁ~と願います。

 久しぶりの5人の再会が、思いがけない突如の辛いお別れになりました。 

 

         Y子さん、ずっとずっとありがとうございました

   

                    光るあの星がきっとあなただと思います☆

                                

               

 

                 灯をともす 結んだ心永久に

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする