詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

 ともしび

2008年12月26日 11時13分42秒 | Weblog
スクスクと 真っ直ぐ育った 孫3人

    キャーキャーと 丸めたお餅を 笑いあう   

 
    【短 歌】 今もなほ仮設住居に住む人を思へば我が家は二人に広し
    
    【冠 句】 冬休み 少し背伸びすお手伝い

    【俳 句】 餅搗くや餡包む児ら粉塗れ

    【冠 句】 今年果つ 光芒抱き日記買う  


               恙無く 家族揃って 良き年に

                   キラキラと 心に温める 夢・夢・夢


           

    

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 おんな心

2008年12月20日 10時44分57秒 | Weblog
 本心を 覗いてみれば 二面の貌

      淋しさに 乱れる心を 掻き立てる


    【冠 句】 怖れふと 二面の貌に厚化粧

    【俳 句】 単身の夫を追ひて冬帽子  

    【冠 句】 独り占め 恋心秘む万華鏡 

    【冠 句】 飾り窓 女心で化粧する

           
           揺るがない 私ひとりの 妻の座に

                 不安なく おんな心を 煌めかす


             

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 冬の旅

2008年12月12日 15時35分35秒 | Weblog
 もう一度 私の夢を 探したく

      人生に 勇気を少し 携えて

 
   【冠 句】 時刻表 人生の旅練り直す   

   【冠 句】 冬の旅 夢追うレール 乗り継いで

   【冠 句】 橋渡る 行く手の視野をみな信ず

   【冠 句】 岬の灯 生きる希望を探り当て 


           温かく 包んでくれる 人もいて

                 旅の地に 希望の灯も 見えてくる

                 
           
コメント (2)
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 愛ほのか

2008年12月06日 14時58分17秒 | Weblog
 ささやかな 二人の膳を 彩って

     夕空に 勤めを終える 夫を待つ    


   【短 歌】  農を知らぬ我の育てし大根の間引き菜を漬け夕餉に添えぬ

   【俳 句】  地に濡るる木の葉の足掻き誰を待つ   

   【冠 句】  愛ほのか 労わる会話の往き交いて

   【川 柳】  欲張れば小さな幸も逃げてゆく


            老いる日に いたわる言葉の 温もりに 

                 平穏な 今日の幸せ しみじみと・・・


             

   

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