詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

< 絆 >

2024年07月28日 14時28分25秒 | Weblog
暑中お見舞い申し上げます。

夏季オリンピック・パリ大会が開幕しました。
「平和の祭典 原点に返れ」
五輪憲章に崇高な理念が並ぶ。世界の融和に向けた精神を持って総合に理解し合い、平和でより良い世界を作ることに貢献する。
私たちが見たいのは、アスリートの思いが詰まった笑顔や涙、国籍や立場を超えて健闘を讃え合うという古くから変わらないシーンだろう。(新聞記事より)
世界の平和に繋がることを祈っています。


先日、私達3姉妹夫婦、甥っ子、従弟たちと姉宅に集まりました。
要件を済ませてから、亡き父母の思い出話が弾み、セピア色の古いアルバムを捲り、楽しいひと時を過ごしてきました。父の出兵の日の軍服姿、私達3人の幼き日の写真、初孫を(私の長男)抱いて喜んでいる母、ひ孫を(私の初孫)抱いている母、走馬灯の様に在りし日の父母の姿が浮かんできました。

夫婦の絆、親子の絆、姉妹との絆、親族との絆、友人との絆、幾重にも繋いできたを今しみじみと思い、大切な事にあらためて気付きました。


今日は 「絆」を詠んだ冠句を並べました。

遠き日よ 愛の残渣が胸底に
許し合う 垣根を掃い膝と膝
嬉しい日 元気に降りる郷の駅
愛おしく 幸せ繋ぐ駅に降り

命あり 終の栖に笑い声
忌に集う 彼の日此の日を持ち寄って
ほのぼのと アルバム捲り目を細め
しみじみと 束ねし手紙読み返す

ゆるみなく 親子の絆幾重にも
声優し 一歩踏み出す背を押され
明日の灯に 手探る道に無二の愛
君と僕 時には父に兄になり

振り返る 繋ぎし絆あたたかく


8月に入るとお盆行事が次々と待っています。亡き義父母を偲び、家族と一緒に大切な日を、義母の好きだった紫色の花を手向け、過ごしたいと思います。



玄関の葡萄、大きくなっています。


 
自家製ののゆかり、干しています。



手土産に持参した老舗和菓子屋さんの「小豆寄せ」、喜んで貰いました。



皆様、厳しい暑さに体調を崩さないでお過ごし下さいね。
いつもブログを見てくださって有難うございます。
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尽きぬ思いを、、、

2024年07月20日 14時12分49秒 | Weblog
愛知県犬山市の小学1年島崎奈桜さんが、亡くなりました。
児童相談センターの適切な対応が無く、また繰り返された痛ましい虐待による酷い事件に胸が締め付けられます。
大切な命が、一番身近にいて守ってくれる筈の親によって断ち切られました。
こんな悲しい事が二度とが繰り返される事の無いように、行政の適確な動きを
願っています。 「奈桜ちゃん、、、辛かったね」毎日涙しています。


お盆の行事の案内がお寺より来ました。
お墓参り、施餓鬼、棚経が、8月初旬より続きますが、それぞれ準備をして義父母のお盆を家族で迎えたいと思います。

朝刊のコラム欄の記事ですが、素敵なお話を読みました。

 <この道しか知らざる妻の盆の路> 能村登四郎。
お盆の時期に亡くなった妻が家に帰ってくる。通ってくるとしたら、きっと自分と歩いた懐かしい<この道>なのだろうと詠んでいる。
亡き妻に対し、たくさんの「道」を歩ませられなかったことへの申し訳なさも含んでいるか、、、(しみじみ偲ぶ新盆の気持ちですね)

お盆は地域によってやり方が違いますが、亡き義母に教わったお盆の迎え方を
お嫁さんと一緒に、大切に守っていきたいと思います。


お盆に寄せた冠句を並べました。

花活ける 寄せて愛しみ忌の浅さ
虫しぐれ 思い耽る夜なお恋し
盆提灯 尽きぬ念いを夜の静寂
星逢う夜 無言の叫び満天に
星月夜 ほのと面影笑み返し
万灯会 哀愁の風吹き通う

村はずれ 見守りくれし地蔵さま
夏の花 御霊に捧ぐ終戦忌



玄関前の可愛い信楽狸です


冠句所属結社の選を終えました。今回の○○抄の選は、9月号~11月号の3か月続きますが、怪我のため暫く「選」の方は休ませて頂きましたが、今回より再開しました。創句も選句も難しいですが、向き合うことがあって気持ちを切り替えることが出来ました。肩の痛みは続きますが、現状維持を保ちたく、リハリビと通院を頑張っています。少しでも良くなればいいのですが、、、




玄関の葡萄のアーチです



段々大きくなって来ました



お仏壇にお供えしています。


白内障術後の点眼薬で副作用の蕁麻疹が出て中々治らず、来週に予約している眼科通院で医師に治療の事を相談してきます。アレルギー反応が色々起こる体質で、難しく思います。

皆さまいつも有難うございます。熱中症対策をして元気にお過ごし下さいね。

コメント (18)
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想いを重ねる花の雨・・・

2024年07月02日 14時36分47秒 | Weblog
”復旧半ば、今を一生懸命生きるだけ、短いも長いもない、時間が止まっているから” 大変な日々を過ごされています。地震から半年過ぎましたが、、、
地元を離れて暮らす被災者もいまだに多く、本格的な生活再建への支援が重要となります。各地で犠牲者に祈りが捧げられました。手を合わせて気持ちを寄せて祈っています。


 



雨が似合う紫陽花が、一斉に咲いています。
頑張って咲いているその姿に人生を重ねて、色々思うことがあります。


雨や花を詠んだ冠句も沢山あり、句帳から並べました。


雨の駅 精一杯の別れ了え

花飾る くよくよせずに生きねばと

雨静か じみじみ読めば篤い文字

雨静か 涸れぬ涙に悔いる夜

野辺の花 恵みの雨に咲きすさぶ

若水に 心の花も瑞々し

朝の寺 心をあらう花手水

花活ける 門出の朝に心して

花吹雪く、心に回す万華鏡



今月から理学療法のリハビリが自費治療になり予約をしてきました。肩の関節腔内の注射は今迄通り保険適用でお願い出来ます。併せて消炎鎮痛剤リハリビ(物理療法)を受けることになりました。低周波等、機械をを利用したリハビリですが、保険適用治療が再開できるまでの繋ぎの治療として、医師からも勧められました。完治する怪我で無いため、今出来る事を頑張っていこうと思っています。
夜間痛が厳しいこの怪我の特徴、本当に不安が募り気持ちが塞ぎます。


白内障手術後の不具合にも悩みます。点眼薬の副作用だと思いますが、発疹、蕁麻疹が出て、点眼は止めて皮膚科受診し、薬を貰ってきて様子を見ています。この点眼薬を使った人の中で5%の人に過敏症の副作用が出ると薬剤師の方から聞きました。次回眼科の診察時に相談してきます。

中々思う様に過ごせなく悶々としますが、気持ちの切り替えをして前向きに過ごさねばと思います。冠句の選句の仕事が再開するので、向き合えることがある事に嬉しく頑張ろうと思います。






土に落ちた栗の実から芽が出てこんなに大きく育ちました。


皆さまいつも有難うございます。体調を崩さないでお過ごしくださいね。

コメント (26)
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