詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

信じる日

2015年03月14日 11時17分18秒 | Weblog

朝から雪が降り、真冬の様に寒さの厳しい一日となりましたが、、、

春を待ち兼ねて木々の蕾も膨らみ、季節の移り変わりを感じます。

先日の甥っ子の「結婚式」も華やかに行なわれ、一日皆が笑顔で二人の門出を祝いました。

色々趣向を凝らした、二人の友人達の温かいパフォーマンスに笑いと拍手が一杯でした。

そして最後の両親への花束を送るシーンは感動、母として同じ思いで、やはり泣けました・・・

 

幸せな行事の前に、悲しい報せもありました。 

長年一緒にコーラスを楽しんだ友人の逝去、避けられない別れですが、寂しさを感じます。

我が家で開いた「一緒に歌いましょう♪」 私のギター伴奏で友人達と一日歌ったあの思い出が

浮かんできます。  2013年6月2日 ” 佳き日の1ページ ” として更新した私のブログ、

その日の楽しい様子を今読み返し、哀しさ、淋しさが募ってきます。

 

そして、昨日は近所の友人のお見舞いに、主人と行って来ました。 

家族ぐるみの長いお付き合いの続く大切な友人夫婦には、何かとお世話になっています。

突然の事故の知らせに、びっくりしました。

点滅信号機の交差点での4トントラックと原付バイクとの衝突事故、幸い命は助かりましたが

骨折や打撲などで暫く入院が続きます。 笑顔も戻りリハビリを頑張っている姿に一安心し、

人事でなく、私も運転に気をつけないと 思い直しました。

 

今日は、孫の通う中学校の卒業式です。

活発な2年生男児の孫は、サッカークラブと共に生徒会活動も頑張っています。

3年生の卒業生を送る「送辞」を緊張しながらも、大きな声で(多分?)読んだと思います。

この送辞の原稿作りでは、孫からの依頼があり、私も四苦八苦しながら心に伝わる文章を

孫と一緒に考えました。 本当は本番を聴きたかったのですが、、、孫の帰宅を待って感想を

聞くのを楽しみなような、ドキドキした怖さもありますが。 さて結果は?

これからも色々な経験を積み、逞しく自分の道を切り開いてくれればと願っています。

 

                    

 

 

  所属支部、結社 共に、句誌が届いています。

 

            雨戸鳴る 猛る感情持て余す

               (講評) これもよくある感情の昴りである。鳴り止まぬ雨戸が一層

                     煽り立てるのだろう。眠れぬ夜ではあるが、これも時が解決

                     してくれるかと思う。

           

            術無きや 遣り切れなくも絡む糸

            雨戸鳴る 思わぬ展開謀り得ず

            裏通り 生きる灯ともす六地蔵

            裏通り 篤き慈愛に夕日濃し

            支えられ 人の輪に入り戻す笑み

            凍てる夜 待つ辛さにも慣れたけど

 

            (連冠句)  時を埋め

             繰り返し 育児の壁に打ち当たり

             繰り返し 癇癪起こし子を叱り

                 歳重ね 子育ての悔い孫で埋め

                                                 (支部の作品)

 

             陽と鴉 茜の空に戯れる

 

            夢おぼろ 神の計らいあの日にも

                (講評) 具体的には何だったか判らぬが、似たような事が 

                      遠い日にもあったのか。あの日とあるからそんな気もする。

                      その神の計らいをしみじみと懐かしまれている。

 

             夢おぼろ 浄土への径思惟重ぬ

             夢おぼろ 蒼天に映ゆ詩もとめ

             凧揚げる 一年の計あつく立て

             厳し門 礎固めあと一歩

             厳し門 人生の岐路淘汰して

             信じる日 どの子もみんなたからもの

             信じる日 叱って誉めて待つ答え

                                              (結社の作品)

 

             旅に出る 殻を破って春うらら

             旅に出る 新たな一歩怖れまい

             星寒く つばらつばらに憂う郷

             赤い紐 心を絆ぐ愛あらば

             水掬う 春色に染む心の眸

             夫婦鶴 比翼休めむ灯に戻る

             夫婦鶴 睦みし古巣陽に抱かれ

                                              (初春句会の作品)

 

 カレンダーを捲る一月の速さを感じる反面 こちらは中々上達しないギターですが、一歩ずつ

 辿っています。年々頑固になる頭と、もどかしい動きの左右の手に「もう諦めようか」と何度も

 挫折感を感じますが、辛抱強く付き合ってくれる優しい先生の指導に、きっと今苦しんでいる

 一つの大きな壁を打ち破れる日が、そう遠くない日にやってくる事を信じて、日々の練習を

 重ねています。 

 一日24時間では足りない私の余生、素敵な趣味に感謝して過ごしています。

 

             今日もお立ち寄り頂き有難うございます。

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