詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

~移ろいて~

2009年02月25日 10時59分49秒 | Weblog

ようこそ ≪詩の雫≫へ ありがとうございます。  

拙い自作を並べ去年の7月に開設して以来、多くの皆様に閲覧して頂きました事、今感謝の気持ちで一杯です。

添えて頂きました温かいコメントの数々に励まされ、更新を重ねてこれました。

季節の移ろいに合わせて、ふっと私の生きてきた道を振り返ると、、、

新たな希望を見つけたり、萎んだ心に元気を取り戻せたりする事も出来ました。

これからも益々感性を磨き,素直な {心の詩} を詠んで、

皆様との触れ合いを大切にして続けていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします・・・               


          


       【冠 句】 陽の匂い 淋しい心癒すかに

       【俳 句】 寒明けてリハビリの杖逸りけり

       【川 柳】 凛として生きた証を文字にする

       【冠 句】 輪の中に 生きる喜び温める   

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春浅し

2009年02月19日 14時58分48秒 | Weblog
 指折って 入学の日を 待ちわぶ児

      得意げに 背中に弾む ランドセル      


     【俳 句】 孫の待つ一日入学春浅し

     【冠 句】 逸る胸 夢を吹き込む紙風船

     【冠 句】 陽に向かい ちょっぴり背伸びしたくなり

     【冠 句】 春を待つ 心は概に化身して 


               泣いた児を おぶったあの日も 遠くなり

                   陽に向かい 夢を吹き込み 春を待つ



              
     
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連れ添いて

2009年02月12日 10時37分21秒 | Weblog
 寒風の 冬の夜道を いそいそと

       釣りに行く 子供の様な 夫の顔    


    【短 歌】 寒釣りの夫はいそいそ支度して目深帽かむり夜道出で行く
    
    【短 歌】 黒鯛を釣り上げし夫の笑む顔に刻まれし皺も今日は忘れぬ

    【俳 句】 重ね着に伐採の夫足拍子

    【冠 句】 付き纏う 男の沽券軽からず

    【川 柳】 道曲げぬ世渡り下手な夫に添い

             
               融通の 効かない頑固さ 生き下手も

                     亡き義父に 益々似てくる 夫の顔


              
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 ずっと ずっと ・・・

2009年02月04日 11時05分25秒 | Weblog
 高らかに 声を夜空に 響かせて       
   
      鬼払い 福を招いて 灯を護る   

     
     【俳 句】 粕汁をせがむ娘の帰り待つ

     【俳 句】 団欒の窓の結露や葱匂ふ

     【冠 句】 豆を撒く 手に在る幸を温め合う

     【冠 句】 豆を撒く この手で護る家庭の灯


                 賑やかに 家族揃って 囲む鍋

                     灯の絆 生きる力を 温め合い


           
           
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