詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

いつかきっと

2014年08月17日 13時16分15秒 | Weblog

 夏の高校野球の熱戦が繰り広げられています。

 琵琶湖と同じブルーのユニフォームが映える滋賀代表・近江高校の試合に拍手!拍手!

 とても良い試合でした。

 若者の溌剌としたプレー、熱い応援団の掛け声、又ちょっと切ない涙に、青春の1ページを

 それぞれに刻んで、頑張ってくれることでしょう。

 

 所属サークルの句誌が届きました。 2誌共、嬉しい講評も頂き、励みになります。

 では紹介させて頂きます。

     <所属塔社より>

           目映い地 決志の我が道篤く踏む

           目映い地 終の栖に風清か

               (講評)  やっと手に入れた終の栖ともいうべき住宅。

                     目映い陽光の下。風までが爽やかで幸せいっぱいの気分で

                     過ごす日々。

         皿並べ 団欒の灯に憩う幸

         皿並べ 安穏の日々香を満たし

         光る朝 ささくれ立ちし我意をはじ

                (講評) 人間感情の好悪で、時に「ささくれ」させて迄「我意」を

                      張った劣情を、翌朝に恥じた単純で気稟な悔根。

        父祖を継ぐ 土壌耕せば増す重み

 

    <所属支部より>

         ぬぐう汗 老老介護厳しくも

               (講評)  お身内の老々介護の現状を詠まれたのと思う。

                      のしかかってくる厳しさである。

         聞き流す 醜い打算見え隠れ

         ぬぐう汗 日々の鍛錬実を結ぶ

         波高し 地震の爪痕渦巻いて

         声揃え 置き去りにせず問う民意

         好きな道 何度も何度も這い上がる

         若い道 無窮の空へ夢弾く

         胸痛む 母の衣類に名を記し

              (講評)  説明の要らない切なさや哀しさが迫って来ます。

 

           <連冠句>

              いつかまた 」

          友遠し 迂闊な言葉棘となり

          友遠し 合わぬ視線がもどかしく

            忘れまじ 励まし合った手の温み

 

                         

 

     お墓参り、施餓鬼、棚行と続いたお寺の行事も終え、ほっとしています。

     今年も家族揃って、ご先祖様に感謝の気持ちを述べ、それぞれにお願い事もして、

     恙無く平凡な幸せな日が続きますように、両手を合わせお祈りしました。

     今年は我が家にとって、とても嬉しい大切なお客様を、迎える事が出来ました。

     色々なことが待ち受けている人生ですが、、、笑顔を忘れず生きていれば、新たな道が

     又、いつか開きます。 母の事を含め、今そのような思いを深くしています・・・

 

             

                   今日もお立ち寄り頂きまして、有難うございます。

 

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