詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

ひとつの命

2010年04月22日 11時20分29秒 | Weblog

 
           果てし無き 広い世界に ただひとつ

               母なれば 我が子の命 抱きしめる


      【冠 句】  揺れ動く たった一言なぜ言えぬ

      【冠 句】  甘い粒 火垂の墓の悲話を子に

      【冠 句】  母子像 命の重さ問いかける

      【冠 句】  辿る路 理念は一つ古も今も

      【冠 句】  君ありて あの日の命いま光る


                                
                               
 


      後を絶たない悲しい事件のニュースを観るたびに、胸が痛みます。

      掛け替えのない大切な命が、ひとつ消えて・・・

      慟哭の日々の中で揺れ動く母の苦悩。

      今も昔も、<いのちの重さ>を問い掛ければ、、、、

      ひとつの答えが見えてきます。

      未来に大きな夢を描き キラッと光る子供の瞳を汚さずに

      大切にしてやりたいと思います。



    ............................................................................................................................................
             
           *~*~*~*~

                     すべての海はつながっているのだから。
                     すべての生き物はつながっているのだから。
                     海はひとつだけなのだから
                     いのちはひとつなのだから。

                     そして、歌っているのもただひとつの詩。
                     あなたが、そこにいてくれて、よかった。

                                (新聞記事より)
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春の夢

2010年04月14日 10時31分55秒 | Weblog
子の瞳 真青な空に 澄み切って

   果てしなく 未来の夢を 追いかける
     
                       


        【冠 句】   陽の中に くるくる廻る三輪車

        【冠 句】   野を駆ける 無心に飛ばす竹とんぼ

        【冠 句】   一年生 夢で膨らむランドセル

        【冠 句】   春の夢 一直線の志

        【冠 句】   青きまゝ 夢の噴水吹き上げる


   
    孫が一年生になりました!
 
    大きな夢で膨らんだランドセルを背負い、毎日生き生きと通学しています。
   
    一緒に遊んだ公園、手を繋いで歩いた田んぼ道、保育園の送り迎え、、、

    色々な思い出を私の手の中に残して、真っ直ぐに成長してくれました。

    幼い子供の澄み切った瞳はキラキラ輝き、どの子もみんな陽の中で

    <大きな夢>を掴んで欲しいと願って、、、そっと見守っていきたいと思います。



               



     ........................................................................................................................................



春が来て花が咲いて、初夏が来て若葉が萌えて、野山はまさに華麗な装いである。

さまざまな花が咲き、さまざまな草木が萌え、さまざまの鳥が舞う。

    いろいろの花があってよかった。

    さまざまの木があってよかった。

    たくさんの鳥があってよかった。

    
    いろいろの人があってよかった。

    さまざまの人があってよかった.....。


                          [松下幸之助氏 道をひらく より]


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辿る路

2010年04月06日 11時10分17秒 | Weblog
母として 甘えることが 出来ぬまま

    距離を置き 送りし姑に 悔いを引く


   


                 【冠 句】  一歩二歩 ぎこちなく呼ぶお義母さん

                 【冠 句】  軽い嘘 二人の母を使い分け

                 【冠 句】  わかれ道 確執消して姑送る

                 【冠 句】  影憩う 苦労忘れた笑い皺

                 【冠 句】  辿る路 争うことの無き余生


                           
   三月の義母の命日に、庭の黄水仙を手向け、弾ける笑顔の遺影に話しかけました。

   素直に向き合えなかった過去の日々に、今も悔いを引き、、、胸を痛めています。

   私も姑になって思うことは、

   同じ苦さをお嫁さんとは繰り返さず、お互いにいい距離を保ち、三人の孫の成長を

   見守れる日々に感謝して、、、家族の絆を大切にして、、、

   そして、、、穏やかな余生を辿っていきたいなぁと思っています。

   

                     



      一緒にいるのに
           
            伝えらない気持ち・・・
                        
                  言葉にしてみませんか?
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