『かもめ食堂』に癒されてからはや一年半。荻上直子監督と小林聡美、もたいまさこが再び集った『めがね』。観るスローライフとでも言うべきか。
日本のどこか、南の方。小さな空港にタエコが降り立つ。これまた小さな宿ハマダに泊まったタエコだったが、「たそがれる」ことに馴染まず、もう一つのマリンパレスに向かう。しかし…。
『かもめ食堂』では受け入れる側だった小林聡美が、今作ではどこかよそよそしい、都会人を演じている。でも、あまりにも周りがマイペースすぎて、南国の風に溶け込んでいく。この流れが、なんか、いいんだよね。強いるわけでもない、来る者拒まず去る者追わず的な。
会話の行間とか、映像の空間とか、とにかく間がいい。かといって、特に何か起きるわけでもないから、観てて寝ちゃってもいいのかも。それにごはんが、やっぱりおいしそう。人間の、本来持っている何かをそっと気がつかせてくれる。
そうだ、旅に出よう。
日本のどこか、南の方。小さな空港にタエコが降り立つ。これまた小さな宿ハマダに泊まったタエコだったが、「たそがれる」ことに馴染まず、もう一つのマリンパレスに向かう。しかし…。
『かもめ食堂』では受け入れる側だった小林聡美が、今作ではどこかよそよそしい、都会人を演じている。でも、あまりにも周りがマイペースすぎて、南国の風に溶け込んでいく。この流れが、なんか、いいんだよね。強いるわけでもない、来る者拒まず去る者追わず的な。
会話の行間とか、映像の空間とか、とにかく間がいい。かといって、特に何か起きるわけでもないから、観てて寝ちゃってもいいのかも。それにごはんが、やっぱりおいしそう。人間の、本来持っている何かをそっと気がつかせてくれる。
そうだ、旅に出よう。