シネクイントにて。意外にも初めて。
メガネが特徴的なオリーヴは、ワーカホリックなパパと、ヒステリックなママと、ニーチェに陶酔し沈黙したままの兄さんと、ゲイで哲学者のおじさんと、エロジジイそのものでヘロイン中毒のじいさんと、食卓を囲んでいる。そこに、「リトル・ミス・サンシャイン」の全国大会出場の報せが届き、一家は大パニックに…。
家族の危機を描いてるんだけど、『アメリカン・ビューティ』のようにドロドロした感じはなく、明るいロードムービー。特にオリーヴとじいさんの関係はジュンジュワー(ホリケン調で)な暖かな信頼関係で、思わず、「イカスぜジジイ!」と叫びたくなる。
アカデミー作品賞にノミネートされ、かつわずか10歳で助演女優賞でアビゲイル・ブレスリンが候補に挙がってるわけで(でもなんで「助演」なんだろう?)。彼女にはその価値があると思う。ダコタ・ファニングの、「大人ゴコロをくすぐる子ども」を徹底的にリサーチしたような演技とは違う、いま生きている子どもを体現してるから。ちょっとぽっちゃりでキュートな彼女を見てると、子はかすがいなんだなあとしみじみ思ってしまう。
メガネが特徴的なオリーヴは、ワーカホリックなパパと、ヒステリックなママと、ニーチェに陶酔し沈黙したままの兄さんと、ゲイで哲学者のおじさんと、エロジジイそのものでヘロイン中毒のじいさんと、食卓を囲んでいる。そこに、「リトル・ミス・サンシャイン」の全国大会出場の報せが届き、一家は大パニックに…。
家族の危機を描いてるんだけど、『アメリカン・ビューティ』のようにドロドロした感じはなく、明るいロードムービー。特にオリーヴとじいさんの関係はジュンジュワー(ホリケン調で)な暖かな信頼関係で、思わず、「イカスぜジジイ!」と叫びたくなる。
アカデミー作品賞にノミネートされ、かつわずか10歳で助演女優賞でアビゲイル・ブレスリンが候補に挙がってるわけで(でもなんで「助演」なんだろう?)。彼女にはその価値があると思う。ダコタ・ファニングの、「大人ゴコロをくすぐる子ども」を徹底的にリサーチしたような演技とは違う、いま生きている子どもを体現してるから。ちょっとぽっちゃりでキュートな彼女を見てると、子はかすがいなんだなあとしみじみ思ってしまう。