ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『TRICK劇場版2』=和製ダ・ヴィンチ・コード?

2006-06-06 23:16:34 | 映画
さあさあ、やってきました。女優・仲間由紀恵の原点であり、極みでもある『トリック』最新作!

物語はいつものように、財宝話に目のくらんだ上田が勝手に依頼を受けてしまい、相方(?)である山田を巻き込んで、敵地に乗り込む。今回の敵役は、二時間ドラマの女王、キャタピラ…、いや、片平なぎさ。歴代の敵に比べると、低テンションながら、無気味な存在感。その他、ゆーとぴあ、元猿岩石有吉、ミスター梅介、ばってん荒川、大仁田厚とか、脇役・脇々役のキャスティングも素晴らしい。

ネタも毎度のことながら、いちいち細かすぎてツッコミしきれない。強烈に残ったものから、聞き流してしまいそうになるものまで。ここに書くとネタバレになるから自制するけど、あの人のセルフパロディがお気に入り。

ただね、今回、ちょっとあっさりしすぎたかなって。トリック自体が。前作の、

あいたい
いまから
しすらな
て はい

ぐらいインパクトのあるヤツがあればなぁ。そういう意味では、テレビでやっても良かったかも。

シリーズ通して、奇怪な新興宗教とそれに溺れる人々の姿が、滑稽だけど、悲しげで。宗教の嘘と欺瞞を描いたってことでは、『ダ・ヴィンチ・コード』と似てない?日本の宗教も、キリスト教も、この点においてはそんなに変わらないのかね。 エンディング曲が、案の定、またもや鬼束ちひろじゃないことに、憤りを感じる。終盤のアンニュイな気持ちを包み込んでくれるのは、彼女の歌しかない。

悪人面の欽ちゃん

2006-06-06 00:17:41 | 日々
前に、村上ファンドの村上世彰のことを、そう呼んだ記憶があるんだけど、今日の逮捕劇で、本当に悪い人だったのね、て。記者会見の、一見素直に認めているように見せながら、反面、「自分は運が悪かった」的な言い方をしていて、往生際も悪い。

やっぱり、芸能界を半分辞めて、野球チームつくってる方が、健全な生き方なんだな。