ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

TAKEN #1「空の彼方に」

2004-11-21 23:33:25 | TAKEN
ハウル初日のオールナイト勤務に気を取られてしまい、ERをビデオに入れておくことを忘れてしまった……。しょうがないから、ヤフオクで手に入れた「TAKEN」のDVDを観てみよう。

スピルバーグが制作総指揮を執った、このTAKENは「誘拐」っていう意味。地球外生命体と人間との、第二次世界大戦から現在に渡る3家族3世代のお話。アメリカでは2時間枠(CM抜きで90分ね)で10週連続で放送されたみたい。第1話は、大戦中に数奇な体験をしたパイロットと、円盤墜落を調査する陸軍情報部の大尉、家に現れた謎の青年と関係を持ってしまった主婦を軸に物語が進んでいく。とても抑えた感じの映像と音楽。淡々と、しかし確実に、彼らとその家族の状況が変化してくる。子役のダコタ・ファニングは、後半の現代編に登場するんだけど、初回からナレーションを担当している。それが巧いんだなぁ。プロジェクトXの田口トモロウの様に、全ての感情を捨て去った上での朗読というのができているのだ。第2話以降に期待を抱かせる、静かなスタートである。