ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『ハウルの動く城』

2004-11-17 00:47:14 | 映画
たぶん、いや確実に、今年一番の興行成績をたたき出すであろう。映画館バイトとしては恐ろしい。どれだけのお客が来るのだろう。

宮崎アニメにはヨーロッパの舞台が似合うとずっと魔女宅から思ってから、今作に期待していた。
観た感想。なかなかよろしい。前のもののけ、千と千尋なんかよりずっといい。90歳の姿にされたにもかかわらず、「前よりこの服似合ってる」と前向きなソフィーの姿勢が快い。それから、カルシファー、マルクル、カブ、ヒンといった脇役のキャラクター性が各々活きている。戦争が始まってからの辛い状況の中で、彼ら脇役が光っていたので、ソフィーも観客も絶望することはなかった。
キムタクの声は特に気にならなかったけど、まあ、ハウルをキムタク専用キャラと考えれば当然か。あとソフィの少女期だけでも、高山みなみにさせたかったのは、キキに思い入れが強いから?
後半、少し急ぎすぎた感はあるけれども、おおむねよろしい。斜に構えず観た方がいいよ。