静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ 愛国とは何か?・・天皇制擁護=クニを愛する事ではない! ≫ 『立憲君主制を採用している ≠ 天皇制絶対』 違う意見を許す中の一つに”天皇制”もあるのだ

2020-08-23 20:34:30 | 時評
愛知知事リコールは「愛国」か 民族派からも疑問の声 トリエンナーレ補助金
https://mainichi.jp/articles/20200822/k00/00m/040/209000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20200823

<明治から敗戦までの天皇制が、その臣民に及ぼした迷惑を繰り返すな>=此の認識を貴方は戦前までの日本史に持つか否か?
A) 此の認識をもつならば、貴方は戦後の新しい日本の歩みを肯定する立場から出発しているので、リコール騒ぎの過ちが判る筈だ。
B) 明治憲法下の天皇と、現行憲法下の天皇は「役割」が違うが<天皇であるがゆえに一切の批判を許されない神聖な立場には変わりがない>
  と思うなら、天皇制だけは戦後の政治の在り方の例外で良いと貴方は思い、結局はリコールを支持する。


「天皇機関説」は、国の統治システムの中で「天皇という名のシンボル」をどのように当てはめ、活かすかと観点から出たものだ。
これは美濃部博士も現行憲法も同じだ。。天皇制は19世紀型「王制/君主制」の絶対支配ではなく、かといって独裁者の専制でもなく、
国論分裂とならぬ着地点に国家運営が落ち着くための助けとして編み出された仕組みである。

従い、為政者に利用された過去のシナリオを二度と繰り返さず明治体制の国家に戻らぬよう・天皇制が再び悪用されないようにとの想いから過去の醜悪な利用のされ方を否定的に象徴する表現は、現在の日本国並びに天皇制への侮辱ではない! 

百歩譲り、仮に出展者が天皇制廃絶論者でも攻撃してはいけないのだ。それが「思想/表現の自由」で、差別を許す言い訳に使われる
「表現の自由」とは対極にある。  皆さん、ここを間違えてはいけませんぞ!

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