1987年発行の『サラダ記念日』のときから、深くはないけれど途切れることなく、その動静や歌集に接してきた俵万智さん。
この『青の国、うたの国』は宮崎日日新聞に6年半にわたって連載された「海の青通信」をまとめたものです。
毎月1編のエッセイには文頭に1首の歌が置かれています。
サラダ記念日で、和歌ってこんなに自由に作っていいんだと、思った方多かったんじゃないかしら。
思っただけで、作らなかった、いえ作れなかった私ですが、三十一文字に込められたドラマを想像するのは面白かったり、感慨深かったり。
それにしても、東京で生まれた息子さんを土の園庭で走り回らせたいと、幼稚園入園にあわせて両親の住む仙台に越し、東日本大震災後に移動した沖縄石垣島、息子さんの中学進学とともに移り住んだ宮崎、高齢になった両親の近くに住もうと、再度引っ越した仙台。
生き方、暮らし方がとっても自由です。
これからどんな歌を読ませてくれるんでしょう。チラッとご自分の老いも詠んだり・・・するかな?
今日(6/2)ZOZOマリンスタジアムでの阪神・ロッテ戦。昨日、一昨日のサヨナラ負けを思い起こしそうな展開でしたが、阪神・才木投手持ちこたえてくれました。1-0で阪神隅(スミ)1で勝ちました。
25歳でのサラダ記念日でしたが、万智さんすでに還暦過ぎです。
長い付き合いになりました。
息子さんの父親もシークレットです。
私、サラダ記念日は話題になったので、買ってやみました。全国、次々と引っ越しされているとは知りませんでした。引っ越しはかなりの時間がかかり、落ち着くまで大変です。