ラブ・ミー・テンダー、どうなっテンダー。

8月9日に神戸ハーバーランドに移設された、エルビス・プレスリー（1935～77）の銅像を見てきました。

銅像が建ったのを知ったのは、小泉元首相がわざわざ神戸まで来て除幕したという新聞記事を読んだからです。



もともと原宿のロックローラーグッズ専門店の前に設置されていたエルビス像ですが、お店の撤退に伴って、行き場を失っていました。

そこで、日本のジャズ発祥の地・神戸はどうかという話が出たのでしょう。
この像の誕生には小泉さんもいくばくかのお金を出しているようで、あっさりお蔵入りにはできなかったのでしょうね。

小泉さん、「ブッシュより、エルビスのことはよく知っている」とあいさつしていましたが、今日来神したのは私用だからと、苦戦が予想される兵庫県下の小泉チルドレンの応援などは全くする気もなく神戸をあとにしました。

このエルビス君、どうもここが3回目の設置場所のようなのですが、神戸のここも最善の場所とは思えないのです。
すぐそばが歩道だし、水路もあるし、像の前面が狭いのです。それに、昼間写真を撮ろうとすると、かなりの逆光状態です。

それでもこの若き日のエルビス、実物よりず～っと、男前ですよ。
これはＧＩブルースの衣装かなぁ。

私は訪米中の小泉さんがプレスリー邸で「ラブ・ミー・テンダー」をおどけて歌う姿を恥ずかしい―あくまでも、そのふるまい方がですよ―と感じたのですが、ご本人にはいい思い出として残っているようです。

引退したし、衆院選公示前とはいえ、自分が応援したい人以外は眼中にないという態度がありありの元首相。

一体全体どうなっテンダー。