自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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キンコンカンコン 金環日食

2012-05-21 | 社会・時事

半世紀以上も前、ガラス板にろうそくの炎でススをつけ、部分日食を観測した経験のある私です。
が、金環日食への興味は正直あまりわきませんでした。

ところが、
「一生で1回見られるかどうかの天体ショー」とか、
「兵庫県内で観測できるのは282年ぶりで、次は83年後」
などとあおられると、
「む・む・む・・・」と、なってきました。

そんな時に、ポートアイランドにある青少年科学館で、
「5月21日の7:00~9:00まで観測会があり、簡易太陽メガネ貸出、天候不良の時はプラネタリウムでインターネット中継がある。予約不要!」と告知されたものだから、これは行ってみなければと、甘い時間設定で出かけました。

7時前にはすでに長蛇の列です(のちに、2000人集まったと報道されました)。
前日20日の日曜日に近くの小学校で日曜参観があり、代休の小学生がどっとこちらに回ってきたようです。

 

青少年科学館の大きさを考えると、スムーズに入れる人数ではありません。

並んでいるうちにも日食は進みます。
日食メガネを持っている人はその場で観測しています。

私はメガネを持っていなかったので、持っている方に借りたり、木もれ日日食を見たりしていました。

 

結局、列は乱れました。
私は館内に入り、すいていたプラネタリウムで、インターネット中継を見ました。

 

スクリーンには神戸と同じような形で金環日食が進む、長野諏訪の映像を中心に見ることができました。

 

早目に見て返却されたメガネを借りられたので、屋上に上がって肉眼で日食を見たり、望遠鏡の投影板に映る太陽を見たりしました。

 

先ほどまで並んでいた星の広場での望遠鏡や自前の望遠鏡を持って来た方の映像も見せてもらえました。
投影板の映像は肉眼で見るのと、180度回転しているので、こんがらがりましたが、日食の映像は時系列どおりです。

 

まぁ、段取りがよかったとはいえなかった科学館の対応でしたが、我先にと走る人も見かけなかったし、快くメガネを貸してくれる人がいたり、経過もしっかり見られました。

嬉しい金環日食観測ができました。
スタッフのみなさんありがとうございました。


気持ちいい5月の青空です。
近くのホテルで、朝食バイキングをいただいて帰宅しました。

 

 

 


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