自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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娘の就職

2007-10-06 | 社会・時事
すごくすごく地味なパターンで娘の就職が内定した。

ことば選びを間違えたくないので、詳しくは書けないけれど、
子どもに関わる仕事で、寝食を共にする。早い話、住み込みです。

娘は高校時代に何となく方向を見つけ、大学・大学院と多少回り道をしながら、専門性を身につけてきました。

私はその勉強の中身を詳しく分かりようがないから、
「どんな仕事でも、たとえば販売でも、営業でも、学んだことは活かせるんじゃないの?」
と、お気楽に言ったりしたら、
「それじゃ、6年間勉強してきた意味がない」と、かえされた。


世は景気回復した、団塊の世代の大量退職があったと、内定者を引きとめようと豪華な内定式を実施したところも多いようだ。
ところが、内定を複数取った学生がいる陰で、まだ内定をもらえない学生がいるのも現実。

1990年代後半から2004ごろまでの就職氷河期世代が国内で正社員になることが難しくて、中国にアウトソーシングされた仕事にまで、日本から出向いて、低い条件で働いていることを、先日NHKクローズアップ現代で知った。
家庭を持とうという世代が家庭を持てる収入を得られないという。

永い、永い人生の入口の就職で、大きな格差が始まってるんですね。

娘はいわゆるリクルートスーツで走り回る就活をしなかったし、内定者ちやほやイベントも経験できなかったけれど、しっかりした選択ををしたと、母は思っているよ。

その前に修士論文の準備が遅れてるっていうことだけど、修羅場、愁嘆場を迎える予感、大あり。
くわばら、くわばら。

めがね先生、就職おめでとう!



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