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モーツァルトは万能薬?それとも名医?

2004-10-06 | 社会・時事
今発売中のサンデー毎日10/17号のトップ記事は、
モーツァルトで病に負けない!というタイトルだ。

モーツァルトを聴かせると、乳牛のお乳の出がよくなるとか、ニワトリがたくさん卵を産むとか、トマトがたくさんなるとか、今までもよく聞いた話ではあるけれど、このところ人間にもよく効くとメディアを騒がせているみたいだ。
ちゃんと医科大学や音楽大学の先生のお墨付きもあるようだ。

脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、狭心症、高血圧、がん、難聴、冷え性、便秘、ひざの痛み、腰痛、不眠症……、万病に効きそうな勢いだ。ダイエットにもいいとのこと。

具体的には
老人性痴呆症や難聴などの神経系疾患には――バイオリンソナタ第34番変ロ長調K378、弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K458
高血圧や脳梗塞の予防には――ピアノソナタ第15番ハ長調K545、弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515
がんやアトピーなど免疫系疾患の予防には――バイオリン・ビオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調K364
が効くらしい。

ありがたいことに選曲にあまりこだわらず、好きな曲を選んでもいいようだ。

でも一日中、モーツァルトを聴いている日もあるくらいの私は肥満体で高血圧症だし、肝心のモーツァルト自身35歳の若さで亡くなっている。
21世紀の我々にを送り過ぎたのだろうか?





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