翻訳は神崎朗子さん。
図書館にリクエストして回ってくるまで1年以上かかりました。
待つ間に、Part2まで出版されてしまいました。
Part1の発行部数は70万部を超えたそうです。
このところ、本が売れないのは、こうやってよく売れる本も売れない本も、図書館で無料で貸し出してしまうからだと、出版社や著者の不満を耳にし、私も同感する部分はあります。
かといって、図書館で借りられないようにしたら、書店で買うかというとそうでもありません。
この本、フランスとアメリカの文化の違いがよく分かりますし、日本はアメリカ風だと再認識するのですが、そんなことは先刻承知のことです。
それに、「・・・10着しか」のところがこの本に注目させたポイントですよね。
高温多湿の日本では冬でも洗い替えが必要だから、実生活とは合いません。
それをわかった上で読むフランス人のシック(上品で洗練された)な暮らし方は参考にしたいところがたくさんあります。
自分では買っては読まないだろう本が図書館経由で読める。
いい国に住んでいると思います。
図書館が出版社や著者を支えているようなところもありますよね。貸し出し方を検討する余地はあるかもしれませんけどね。
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