自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

た ん ぽ ぽ

2005-04-19 | 花・木・実・いきもの・自然
私の好きなジュンク堂書店のPR誌「書標(ほんのしるべ)」4月号の巻頭の詩はまど・みちおさんの「たんぽぽ」。

声に出して読んでみた。
小さい子どもがいたら、いっしょに野原に出て、たんぽぽぽんと言いながら、たんぽぽ摘んでみたくなる。そんな詩です。


たんぽぽ



たんぽぽは
たんぽぽぽんの ぽんぽぽぽんの
ぽん みたいにして
たんぽぽーっと さいています
たんぽぽーっとね
だれもしらない むかしから

たんぽぽは
たんぽぽぽんの ぽんぽぽぽんの
ぽん みたいにして
たんぽぽーっと さいています
たんぽぽーっとね
それは ちょうちょが しってます

たんぽぽは
たんぽぽぽんの ぽんぽぽぽんの
ぽん みたいにして
たんぽぽーっと さいています
たんぽぽーっとね
きっと ちきゅうが つづくまで

 「にほんごにこにこ」(理論社)より


まど・みちおさんは「ぞうさん」、「いちねんせいになったら」、「山羊さんゆうびん」などを
書かれた方。美智子皇后がまどさんの詩集を英訳なさってます。
あったかい、ほほえましい詩が多いですね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぜいたくな午後 | トップ | ♪さいた~、さいた~ Ⅱ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿