自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

若葉のおと~パリャーソ@神戸酒心館ホール

2008-05-01 | コンサート・音楽・宝塚
若葉のおとというイベント名にぴったりの、若葉がもりもりと息づく神戸酒心館です。

酒心館は清酒福寿の醸造元。灘五郷の一つ御影郷にあります。阪神・淡路大震災で大きな被害を受けましたが、平成9年12月、醸造棟や文化施設などを併設して、再建を果たしました。


お酒の仕込みに使った大桶の中にベンチがしつらえてありました。
そこに座って見上げた酒蔵(事務棟?)です。

この大桶には32石(約6Kl)の酒が入り、毎日1合(180ml)ずつ飲むと87年かかるとか。
もっと、短期間に飲み干しちゃう人、多そうですけどね。

私は福寿300ml入り小瓶を買ってきましたが、なかなか減りません。


食事処になっている蔵の料亭さかばやしです。

この日は寄れませんでしたが、魅力的なメニューです。


4月29日、17時からのコンサートは満員御礼。
私は15時からのワークショップにも参加してみました。

谷川賢作さんの課題は無声映画に合わせて音をつけること。用意されていた楽器が誰でも使えるようにと打楽器が多く、ドンガラガッチャンと、その騒々しかったこと。

バスター・キートンの決死の演技―実写ですからすごいです―に合わせて音を出してきました。
私が選んだ楽器ははカエル^^の形をしたギロです。


パリャーソはピアノの谷川賢作さんと、ハーモニカの続木力さんのユニット。2001年12月の結成です。

谷川俊太郎の息子を48年間やってます。と、自らを紹介した谷川さんの活動はメディアを通じて知っていましたが、続木さんのことは存じ上げませんでした。

京都の老舗パン屋さん進々堂の御曹司で製パン修業^^も含めて、長いことフランスにお住まいだったのが、ハーモニカ演奏家として^^帰国されたようです。

この日の演目は―
1.Silver hollow 2.ちからのいっぱい 3.Little nuts island 4.煉瓦頌 
5.六月のうた 6.Sons Frontiere 7.What a Wonderful World 8.My wild Irish rose
9.水車 10.山寺の和尚さん アンコールで星に願いを
です。
2・4・5・6番は谷川さんの作曲です。

お2人とも気さくで、演奏が大好きな方々で、気持ちよい時間を過ごせました。


この企画はこのところよく参加させていただいている、神戸大学の「異文化研究交流センター」が主催した、
「神戸大学コミュニティーコンサート」です。




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