元旦、初詣のあとで山歩きをして、見晴らしのいい道の端に置かれていたベンチに座って、娘と光る海を眺めていたら、私と同年輩のご婦人が上のほうから下りてきて、声をかけてきました。
普通のシール容器よりは大きめボール紙の箱から取り出したのはチラシや裏紙で作った折り紙の作品でした。
骨の病気の療養中ということで、(多分山歩き用じゃなく歩行補助用の)杖をついていましたが鮮やかな色のパンツとコートを着たおしゃれなおば(あ)さまです。
ひとしきり、折り紙の効用と今の社会の問題点のようなことをしゃべって、下りていきました。
飾る場所もしまっておく場所もないので、次々箱から出してきたこの子たちは早晩処分される運命ですが、いらないとお断りすることはまったく考えませんでした。
コミュニケーションツールとして役立ったわけだし、こうやって写真に残りましたから。
もし、次にお目にかかることがあったなら、歩きながらもいいけれど、カフェでお茶でもしながらしゃべりませんか?
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