自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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北辰斜にさすところ(DVD)

2009-01-15 | 映画・テレビ
お正月休み―もう2週間経ったんですねぇ。早いです―に娘が、
「ビデオ借りてくるけど、何か観たいのある?」
と聞いてきたので、昨年亡くなった緒形拳さんの「長い散歩」をリクエスト。

映画館で観たときよく分からないところがあったから――というより、少し眠ってた^^から。

映画の中には、遺作となったTVドラマ「風のガーデン」の緒形さんより、たくましい緒形さんが存在していました。

続けて観た「北辰斜にさすところ」はオットが借りてきたもの。
作品の冒頭に、緒形直人さんが出てきて、不思議な縁を感じました。

「北辰・・・」はタイトルからして地味。
鹿児島の旧制第七高等学校の寮歌だそうだけど、私も含めて分かる人のほうが少ないでしょうね。

公開は1年ほど前。当時おすぎさんが、
「誰が見て、誰が楽しむのだろう。多分この映画のモデルとなった人達だけだろう。・・・」
と、酷評してました。

おすぎさんの言うとおり^^、実は三國連太郎さんが演じたモデルの息子さん(モデルも息子さんも現役の医師です)が、オットのチンドン遊びで、少しご縁があるのです。

私は七高(鹿児島)と五高(熊本)の野球の試合に現在の鹿児島大学、熊本大学の100周年記念試合を重ねて、静かに反戦や青春のありかたを語っているこの映画、いい映画だなぁと観終えました。

三國連太郎の娘役をした太目のおばさん、見覚えあるけど誰かなぁと思ったら、佐々木愛さんでした。
鬼籍に入った北村和夫さんを始めとして、シルバーオールスターキャスト^^でした。

(写真はWeb上から借用しました)






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