強い北西風がふいて、
朝の港の中には細かい波。
防波堤の向こうには
大きな白い波頭。
旗が千切れそうにはためいて、
寒い、寒い朝。
こんな詩を思い浮かべる。
冬が来た 詩・高村光太郎
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒(ほうき)になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た
私が住む街にも、きっぱりと冬が来た。みたい。
朝の港の中には細かい波。
防波堤の向こうには
大きな白い波頭。
旗が千切れそうにはためいて、
寒い、寒い朝。
こんな詩を思い浮かべる。
冬が来た 詩・高村光太郎
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒(ほうき)になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た
私が住む街にも、きっぱりと冬が来た。みたい。
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