おとといの朝刊にこんな記事がありました。
3月に入っても就職先が決まらない今年の大学新卒者が多く、兵庫県内の内定率は5年ぶりに80%を切っているそうなのです。
コロナ禍で採用計画が立てにくいご時世です。
来年の大卒者の就職活動も解禁されているので、不安とあせりはいかばかりでしょう。
右肩上がりの経済成長時代に職を得、転職情報も豪華だった世代の高齢者は、若い人たちの苦戦が気の毒でなりません。
『御社のチャラ男』(講談社)~絲山秋子さん
ヘッドハンティングされたというのに、取り巻く社員からは「チャラ男」と密かに言われている男性自身を含め13人の語りで構成されています。読みやすい。
絲山さんの作品は芥川賞を受賞した2006年の『沖で待つ』以来、時々読んでいます。
『ロス男』(講談社)~平岡陽明さん
ロストジェネレーション世代とは1990年代後半から2000年代前半、バブル崩壊後の景気低迷期「失われた10年に」社会に出た世代を指すそうです。
主人公の吉井は40歳、フリーランスのライター、正規雇用経験なし、未婚。
人生を諦めてはいないけれど、大きな期待もしていない。
少子高齢化をなくすには、安定した仕事と収入を得られる社会を作ればいいのに、雇用の調整弁に非正規社員を使うような仕組みを作った政府と財界が間違ってるんじゃないかと、私なんかは思ってる。
でも、主人公は淡々と優しく善人な日々を暮らすのです。
昨年社会に出、これから数年学校から押し出されて行く若い人たちは、どんな世代を構成するのでしょう。
負けないでね。
2冊とも、今年になって読んだ本です。
神戸は開花宣言まだみたいです。
お花見で感染者が増えなければいいのですが、2年連続自粛は難しいですね。
いよいよ日本はアメリカの対中国向け基地の最前線になってしまいましたね。
菅さんアメリカまで、ほいほい出かけて行って、何約束してくるんでしょう。
国の借金は多いけれど、国民の金融資産は増え続けているので、また、
大盤振る舞いしちゃいそうですね。
生前のハマコーさんがよく、国民の貯金があるから大丈夫と言ってましたっけ。
大阪はきょう、ようやく開花宣言しました。
去年や今年の新卒者はいきなりリモートワークだったりするので、とまどうことも多いでしょうね。
>コロナ禍で採用計画が立てにくいご時世・・・
卒年の景気動向に左右される就職戦線、コロナ禍市場の視野が見えず
採用計画が立たず大卒者にはお気の毒な時代になっています
人生は、生まれた年、卒業時の経済の動きに左右されます
就職氷河期と言う字もあった様ななかった様な気がします。
私は、日本の経済成長の真っ只中に生きて来て苦労はありませんでした
売り手市場と買い手市場のバランスが取れると良いのですが
コロナ禍大変な時期に入りました。