自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

あいときぼうのまち

2014-09-01 | 映画・テレビ

元町映画館であいときぼうのまちを観てきました。

 

「原子力政策にほんろうされた福島県の4世代の葛藤を描いている」という映画の紹介と、「福島県出身の菅野廣監督の父親が原発で働いていて、奇病で亡くなったことから、いつか原発の話を撮りたかった」ということ、「東電・原発の映画を絶対つくると言いながら、交通事故の後76歳で亡くなった若松孝二監督の弟子、井上淳一さんが脚本を書いている」ことなどから、観ておきたいと思っていました。

ただ、映画は思いのほか東電・原発批判は感じられず、1人の女性を中心に、家族の歴史を観たかな~、というのが感想です。

それは自分が被災地から遠く離れたところに住んでいるからかもしれません。

一番出番の多い役柄、西山愛子の老年時代を演ずる夏樹陽子さんのなんとお若いこと。
その孫の西山怜役の千葉美紅さんが、物語が進むにつれて、どんどん魅力的な演技をします。
もっとも、撮影が時を追って進んだとは限らないのですが・・・。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年9個目、丸ごとスイカ | トップ | 眠る魚(集英社)~坂東眞砂... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿