自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

十五夜の月

2005-09-19 | 
ふと目覚めた朝の4時。
私の大好きな月の光が部屋の中に差し込んでいる。
せっかくだから、まだ高い位置にいる。
お月さまをパチリ。


ジュンク堂のPR誌、『書標』9月号の巻頭にこんな漢詩が載っている。

静 夜 思 李白

牀前看月光

疑是地上霜

拳頭望山月

低頭思故郷

寝床でふと気がつくと
まるで霜が降りたように部屋の中が白い
そっと、ふとんを抜け出して、月を見上げてみる
目を閉じて、同じ月が照らす遠い故郷を思う

(訳は井伏鱒二さんの作をいじってみました)




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花あかりフェスタ | トップ | 国宝 松本城 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿