自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

お家賃ですけど(東京書籍)~能町みね子さん

2016-02-07 | 

このところ気になってる人、能町みね子さん。
惜しまれて^^終わってしまったヨルタモリで、バーWHITE RAINBOWのカウンターの片隅に座っていた金髪の女性が能町さんです。

「お家賃ですけど」は能町さんが、彼から彼女に戸籍上でも変わった時代に住んでいたアパートでの日々を書いた本です。
時期は平成14年から平成19年。
ただし、1回このアパートを出て、再び1室だけある風呂付きの部屋に舞い戻りました。

 

能町さんが勝手に加寿子荘と命名したアパートは木造で1階が大家さんの家。
2階4部屋の内、1室は大家の加寿子さんが使っていました。
1階のたたきで履物を脱いで、下駄箱にしまってから各部屋に行くのですが、廊下も階段も磨き抜かれてぴかぴかなんです。

古くても、住み易そうですよね。

で、この加寿子荘どこにあるかというと、神楽坂なんです。

今から10年ほど前、私はこの神楽坂をぶらぶら歩いたことがあります。
結婚する前の本籍が新宿区箪笥町。
なぜここが本籍になったのか両親に聞いたおぼえもなく、たまたま東京に遊びに行ったとき、一度訪ねてみたくなったのです。

ゆるい坂の多い、古さと、新しさが混じっていながら落ち着いた、しかも便利で暮らしやすそうな街でした。
どこかで、能町さんとすれ違ったかもしれません。多分ないわね^^。

能町さんはイラストも描くかたです。
読んだまま、レビューを書かなかった大野更紗さんの本のイラストが能町さん作ということなので、ここで3冊登場させてもらいます。


 

コメント
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