直木賞作家の石田衣良さんは本名石平(いしだいら)庄一さん。
今日のお昼のNHKスタジオパークに出演した。
小説を書いているのが楽しいという幸せな人だ。
それこそ小学生から私のようなおばさんまで幅広いファンをつかんでいる。
思春期の男の子を持つお父さんにももっと読んで欲しい。
というのも、石田さんの小説に登場する親子の心の通い合いはやすらかな気持ちを運んでくれるからだ。
最近読んだ本は約束(角川書店)。
これも収録している7作の中の1作を除いて、男の子が主人公として登場してくる。
あとがきの中の石田さんの文章が本を読む意味をまとめてくれている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かけがえのないものをなくしても、人はいつか自分の人生に帰るときがくる。
さまざまな喪失によって止まってしまった時間が、再び流れだすときを描く連作「バック・トゥ・ライフ」がこうして始まりました。
ぼくはどれほど容赦なく暴力を描いても、さして意味はないと思っています。そんなものより、病や喪失から生きることに立ちもどってくる人間を描くほうが何倍も力強い。単純にそう信じているのです。」
石田さんの、こんな書く姿勢に共感する。
今日のお昼のNHKスタジオパークに出演した。
小説を書いているのが楽しいという幸せな人だ。
それこそ小学生から私のようなおばさんまで幅広いファンをつかんでいる。
思春期の男の子を持つお父さんにももっと読んで欲しい。
というのも、石田さんの小説に登場する親子の心の通い合いはやすらかな気持ちを運んでくれるからだ。
最近読んだ本は約束(角川書店)。
これも収録している7作の中の1作を除いて、男の子が主人公として登場してくる。
あとがきの中の石田さんの文章が本を読む意味をまとめてくれている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かけがえのないものをなくしても、人はいつか自分の人生に帰るときがくる。
さまざまな喪失によって止まってしまった時間が、再び流れだすときを描く連作「バック・トゥ・ライフ」がこうして始まりました。
ぼくはどれほど容赦なく暴力を描いても、さして意味はないと思っています。そんなものより、病や喪失から生きることに立ちもどってくる人間を描くほうが何倍も力強い。単純にそう信じているのです。」
石田さんの、こんな書く姿勢に共感する。