自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

故郷は北朝鮮

2004-05-27 | 
私が習い事で伺うお宅の隣りには脱北者が住んでいる。

なんて書くとおどろおどろしいが、自分史『遥かなる北の星空』を日本語で書いたT氏の故郷は北朝鮮の豊山郡の蓋原高原だ。1928年生まれの彼は小・中学生時代、日本語で教育を受ける。
太平洋戦争後の南北の分断、その後の朝鮮戦争では自由のある南に渡り、UN軍に身を投じた。前半生は大国の思惑にほんろうされた。1975年からは韓国の商社の日本支店の責任者として赴任、以来日本に住んでいる。お子さん2人も韓国と日本とアメリカで教育を受け、日本で家庭を持っている。今でも全体主義社会を許していない。

T氏は温厚で日本語も英語も堪能。有為な人材が自国のために働けなかった。そして一般の人が困窮しているあの国がある。

蓮池さん、地村さんのご家族が日本で新しい生活を始めた。曾我さんも日本で家族4人で暮らしたいと希望している。行方の判らない方たちもどんなにか家族のもとに帰りたいと望んでいることだろう。関心を持ち続けていたい。家族のみなさんを支えることになるのであれば。

地村さんの末っ子の笑顔がいいな~。

今シーズン初めて阪神が横浜に勝った。末っ子くん、どこのチームを応援するようになるかしら。




コメント
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