11月10日、とっておきの山へ紀州犬4匹を投入しました。私には2発の銃声が微かに聞こえただけでした。
ところが現場では4匹の紀州犬が大猪に挑戦し、追い詰めていたのです。
駆けつけた勢子さんにより仕留められましたが、80キロを超す大物でした。ところが犬達も3匹が怪我をしていました。軽トラの犬箱は血だらけです。
基地に帰り犬の傷を針で縫い合わせました。主人を信頼している犬達は騒がずに手術されていました。軽傷の部分はイソジンを塗ってOKです。念のために抗生物質を飲ませました。1週間もすれば、戦線に復帰するでしょう。
飼い主と猟犬の絆はすごいですね。
傷の手当てもする必要なのか。
人間なら救急車!となるでしょうけど。
犬が負傷すると、犬を抱いて山を幾つも越えて走ります。
泣きながら走った猟友もいます。