狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

恩賜の煙草

2019年08月18日 | その他

骨董市で落札品を整理していました。1箱単位で落札される為不本意な物も入っている。

今回の落札品では「重箱」がたくさん付いてきた。現代の食生活では重箱の需要がない。この為に放出されてくる。

菓子小箱の中から、タバコが出てきた。

袋には印刷が無く、封も開いている。両切りの煙草で、充填部には菊の御紋があった。

赤いシールには「大日本帝国・専売局證票」とあり、中央には「宮」の字がデザインされています。

そして「恩賜」または「賜」の字が箱にありません。

♫ 恩賜の煙草をいただいて

  明日は死ぬぞと決めた夜は

  曠野の風もなまぐさく

  ぐっと睨んだ敵空に

  星が瞬く二つ三つ

写真でも分かるように、その特徴がある。

亡父も言っていたのは、これが支給されると「明日は死ぬ」だった。ほとんど葉が無く味もしなかった。

戦争中の恩賜の煙草であるか、調査中です。


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2 コメント

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これか・・・ (京男)
2019-08-19 04:13:27
おはようございます。
父親が言っていたタバコだ。
戦時中皇居でもらったと言っていた。
残っているのですか・・・。すごい。
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恩賜の煙草 (常盤万作)
2019-08-19 10:30:35
京男様おはようございます。
この煙草には「宮」のマークがあり、貴君の父上が宮中用としてご承知の品と思われます。
現在「たばこの博物館」に問い合わせています。
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